(写真提供=SPORTS KOREA)

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2月14日はバレンタインデー。日本では一般的に、女性から男性にチョコレートを贈る日として認識されているが、お隣・韓国ではバレンタインデーをどのように過ごすのだろうか。

韓国の結婚情報会社「デュオ」が20〜30代の未婚男女581人に実施したバレンタインデーに関するアンケート調査によれば、半数以上に当たる55.4%の回答者が、バレンタインデーとは「恋人同士が愛を確かめる日」であると答えた。

2位も「女性が男性にチョコレートを贈る日」(18.1%)と続いた結果を見ると、バレンタインデーに対する認識は日本と韓国で似ていると言えるだろう。

韓国のバレンタインデーは高級志向?

ただ、興味深いのは、女性が送るプレゼントの内容である。

同じアンケート調査によると、最も人気のあるプレゼントは「アクセサリーや服」(26.5%)だった。2位が「指輪」(19.6%)で、ようやく3位に「チョコレート」(14.5%)がランクインする。

次いで4位も「外食の予約」(11.9%)と続いており、韓国では単に「チョコレートを渡す日」では済まなくなってきているようだ。

その影響を受け、ホテルではバレンタインデーの特別プランを続々と打ち出しており、今年も一泊数十万円の高級ホテルに例年以上の予約が入っているという。

韓国では最近、男性から女性にプレゼントを渡す人も増えているというが、そういった事情も“高級志向”に拍車をかけているのかもしれない。

独り者のためのイベントも

バレンタインデーといえば忘れてはならないのが“告白”だ。

この日に意中の相手に想いを伝えるのは韓国でも同様なのである。上のアンケートによれば、32.5%の人々がバレンタインデーにチョコレートを渡して告白した経験があるそうだ。

ちなみに、“告白”文化と同様、「義理チョコ」や「ホワイトデー」といった日本でお馴染みの文化も韓国にはある。

もっとも、日本にはない韓国独自の文化も存在する。

その名も「ブラックデー」というもので、バレンタインデーを独りで迎えた人々のためのイベントだ。

このイベントはバレンタインデーから2カ月後の4月14日に行われ、この日、独り者たちは黒い服に身を包み、ジャージャー麺など黒い料理を食べる。

一見すると不気味なイベントに見えるが、むしろ独り者であることが一目瞭然となるため、この日に出会い、結ばれるカップルも多いのだとか。

「チョコレートを渡したい男性俳優」1位は

そんな韓国のバレンタインデーは今年も盛り上がりを見せている。

ネットニュースでは連日「ロマンティック・バレンタインデーのためのホテルTOP5」「バレンタインデーに愛されるメイク」などの見出しが並んでいる。

ちなみに、韓国NBTが行った「バレンタインデーにチョコレートを渡したい男性俳優」というアンケートも話題だ。1位に輝いたのはドラマ『鬼<トッケビ>』で主演を務めるコン・ユ、2位はパク・ポゴム、3位はイ・ドンウクだった。

日本よりも“高級志向”で、独り者にも優しい韓国のバレンタインデー。チョコレートを贈るイベントが韓国で独自の進化を遂げているが、これからはこの文化がどのように変化していくのか楽しみだ。
(関連記事:バレンタインデーよりも盛り上がる韓国の「ペペロデー」事情

(文=李 仁守)