バレンタイン手づくりチョコに初挑戦

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羽生結弦選手が、バレンタイン手づくりチョコレートに初挑戦。

【写真を見る】「本当に“テンパ”ってます」羽生選手のチョコづくりをチェック!

2月14日(火)のバレンタインデーを前に、株式会社ロッテは「ガーナミルクチョコレート 手づくりバレンタイン企画」を実施。ガーナミルクチョコレートのCM「真っ赤って、ときめき。羽生結弦スケート」篇に出演中のフィギュアスケートの羽生結弦選手が参加した。

真っ赤なエプロン姿で登場した羽生選手だが、料理はほとんどやらないとのこと。企画では、チョコづくりにおける「テンパリング」という作業に挑戦。一度溶かしたチョコレートを再び固める際に必要な過程で、テンパリングをしなければチョコが固まらなかったり、つやがなく口どけが悪くなるため、大切な作業になる。

手伝いをするロッテ中央研究所の吉田さんに「宜しくお願いします」と笑顔で挨拶し、テンパリングに関する説明になると一気に真剣モード。説明に時折頷きながら、「へぇ〜、知らなかった」と驚くなど、テンパリングに興味津々の様子を見せた。

実際に挑戦してみると「こんな感じで大丈夫ですか?」と不安になりながらも、丁寧に作業。はじめてとは思えない腕前に吉田さんが驚くのをよそに、羽生選手は「いえいえそんな…。料理自体、ほとんどやらないので」と終始謙虚な姿勢を見せる。

一旦、テンパリング作業を終えて「ふーっ」と長めに一息。「どんどん上達していますよ」という吉田さんからの称賛を受けても、「いえ、本当に“テンパ”ってます!かなり(笑)」と少し不安そうな様子ものぞかせた。

再びテンパリングしやすいように、吉田さんがチョコを整える作業をすると、羽生選手は再び真剣な表情になり、吉田さんの動きを観察。角度を変えながら四方から見入り、時折真似をするなど、テンパリング習得に余念がなかった。

入念な観察もあってか、再度テンパリングに挑戦してみると、スピードが格段に上がり、吉田さんとも遜色ないほどスムーズな動きを披露した。あまりの上達ぶりに、「やはりアスリートの方だからか、見て学ぶ姿勢がすごく伝わってきました。私も(その姿勢を)学ばさせていただきました!」と、思わず吉田さんも脱帽するほど。

羽生選手は照れながらも、「素晴らしいお手本が近くにある時は、学びのタイミングです。色々な角度から、必死に見てました(笑)。テンパリング、もっと極めたいですね!」とコメント。その飽くなき向上心は、本業のフィギュアスケートと変わらないと言えそうだ。

テンパリング作業を十分に行い、一度テンパリングしたチョコを一口試食すると、「すごくなめらか!すごく美味しい。風味が広がる!」と感動したようだ。

テンパリングは、チョコを溶かして作業をすることで、口のなかでの風味の広がりが早くなる効果がある。実際に試食してみて、「いつも以上にチョコレート独特の甘さがあって、風味もありつつ、とてもなめらかだけれど、しっかりと“食べている”感覚がある」と実感した様子の羽生選手は、「テンパリングするとこんなに違うんですね!」と言いつつ、もう一口チョコレートを頬張った。

テンパリング後には、チョコプレートにメッセージを入れる作業にも挑戦した。筆入れならぬチョコ入れを始めると、一切迷わず一気に作業をして「全力」というメッセージをチョコプレートに書いた。チョコで作成したホールケーキの上に、本人の顔がデザインされたチョコプレート、さらに自ら作成したメッセージ入りチョコプレートを載せて、特製チョコレートケーキが完成した。

あまりに見事な出来栄えとなり、「もったいないから、食べたくない!」と笑う羽生選手。ただ、食べてみると「うん、美味しい!口触りがとってもなめらかで、ガーナミルクチョコレートの香りもしっかりしていて、すごく美味しいです!」と笑顔を見せた。

手づくりを終えてみても、「今回は、バレンタインチョコレート作りの一部の工程をさせていただきましたが、(実際は)もっと大量のチョコレートを使って皆さん作られるのかなと思うと、すごく良い香りがするんだろうなと(笑)」と、さらなる想像が尽きない。テンパリングの作業についても、「最初は難しく肩に力も入ってしまったのですが、吉田さんの動きをすごい参考にして作業しました。最後の方では褒めていただき(笑)、すごい楽しかったです」と大満足の様子だった。

初挑戦だったが、「挑戦することは、もちろん不安も緊張もありますし、僕も今回(不安や緊張は)ありました。でも挑戦することによって楽しさも生まれるし、達成した時のときめきって特別なもの」とコメント。「ぜひその一瞬を、ガーナミルクチョコレートで味わってもらえたらなと思います」と、呼びかけた。

羽生選手のように手づくりチョコに挑戦して、ときめきを感じてみてはいかが。【ウォーカープラス編集部/コタニ】