13日、中国で公共レンタル自転車が人気を博していることについて、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は南京の公共レンタル自転車。

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2017年2月13日、中国紙・参考消息は日本メディアの報道を引用し、中国で公共レンタル自転車が人気を博していると伝えた。

中国では公共のレンタル自転車が急速に普及している。日本メディアの記者は北京の地下鉄駅付近で多くの市民がレンタル自転車を利用しているのを目撃したという。

記事は、こうした公共のレンタル自転車は、スマホのアプリをインストールし、個人情報を登録して、微信(WeChat)などを通して299元(約5000円)の保証金を支払えばすぐにでも使用できると紹介。アプリには地図機能もあり、使用できる自転車の位置情報を示すことができ、QRコードを読み込めば自動的にロックを解除して自転車に乗ることができる。

この公共レンタル自転車は、色鮮やかなデザインで、一目で分かるようになっており、費用は30分で1元(約16円)とお得だ。返却時に、スマホに使用料金が表示され引き落とされる。

中国メディアによると、現在中国には公共レンタル自転車事業に17社が参入しており、使用可能な自転車数は28万8000台に上る。かつて中国の道路は、大量の自転車に埋め尽くされていた時代があったが、今では庶民の交通手段が自動車に取って代わった。しかし、自動車台数の増加で大気汚染の問題がひどくなったことも、公共のレンタル自転車が人気の理由の一つなのだという。

これに対して、中国のネットユーザーから「杭州にはとっくの昔からある。でも1時間以内なら無料だからもっといい」「毎日これで3キロの道のりを出勤しているが、バスだと遠回りだしタクシーだと高い。レンタル自転車がちょうどいい」などのコメントがあり、多くの中国人が活用しているようだ。

しかし、「唯一の欠点は自転車専用の道路がないことだ」との指摘や、「公共自転車レンタルの到来は、公共自動車レンタルの到来を予表している」との意見もあった。いずれにしても、多くの中国人ネットユーザーがこのサービスを高く評価していることが見てとれる。(翻訳・編集/山中)