すればするほど「夫婦関係が険悪になる」妻の行動3つ

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これまで5,400件以上の恋愛相談を受けてきた筆者のもとには、既婚女性からの恋愛相談も多く寄せられます。

その多くは「夫とはセックスレスで、用件以外は会話もありません。最近、好きな人ができてしまって……」「先に浮気をしたのは夫です。最近わたしにも恋人ができて……」など、夫婦関係そのものを、見直さなくてはいけない状態になっているんですよね。

夫婦でお互い愚痴を隠れて言い合ったり、一緒に住んでるのに会話がなかったり、 そんな生活が多いのです。政略結婚でもない限り、結婚を決めたときは「この人と、ずっと仲良くいたい」と決意するのですが、ちょっとしたことで溝は深まってしまうもの。

今回のコラムでは、愛情をかけているつもりでも、すればするほど夫婦仲が険悪になってしまうこと2つをお送りします。

1:夫のプライバシーに無断で入り込む

夫の私物を勝手に片付けたり、頼みもしない夫の服を買ってきたり……夫がこういったことにこだわらないならば、やってあげるのもいいでしょう。しかし、基本的には本人に確認してからの方がいいと思います。

そうしないと、愛情をかけているつもりが裏目に出てしまうこともありますから。

2:夫の外での行動をあれこれ詮索する

会社帰りの行動や、休日1人で出掛けたときの内容など、具体的かつ詳細なことまで、無意識に夫に問いただすようなことをする人がいます。

浮気の心配からついついしがちなことではありますが、軽く尋ねる程度にしておかないと、夫によっては尋問されている気持ちになりかねません。

どうしても聞くのが止まらない場合は、「あなたのことを好きだから、気になっちゃって」というフォローを忘れずに。

3:夫が仕事から帰宅するやいなや、マシンガントーク

お子さんが小さかったりしてずっと家にいる場合、「話し相手は夫しかいない」ということは、結構あるもの。帰宅した夫にあれもこれも聞いてもらいたくなるのは、仕方がないでしょう。

ただ、ほんの少しだけ男性の立場に立って考えてみましょう。男性にとってのストレス解消は、ぼんやりテレビを観たり、ゲームをしたりすることというのがほとんど。“話を聞く”というのは、ストレス解消にならないのです。

妻がマシンガンのようにしゃべることは、新婚当初は可愛いと思えることもあります。ただし、旦那さんの状態によっては、会社のストレスの上に妻からのストレスが重ねられている気分になるようです。

幸せな結婚生活は、“相手とその都度コミュニケーションを取ること”が何より大切。「わたしがこう思うから、相手もきっとそうだ」「それなのに、どうして○○をしてくれないんだろう?」この気持ちが強すぎると、夫婦の間に溝ができてしまうのです。

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※ Olena Yakobchuk / Shutterstock

【筆者略歴】

橘つぐみ

恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。