村井満Jリーグチェアマンが宣言「本格的な競争の時代に突入」《Jリーグキックオフカンファレンス》

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▽2017 Jリーグキックオフカンファレンスが13日に東京都内で開催。J1、J2、J3所属の全クラブから監督、選手が出席した。

▽登壇したJリーグチェアマンを務める村井満氏は、Jリーグを愛するファン・サポーター、全ての関係者に向けて挨拶。25年目という節目の今シーズンについて、DAZN参入による様々な効果を受けて、本格的な競争の時代に突入することを宣言した。

◆村井満(Jリーグチェアマン)

「Jリーグは今シーズン、25年という節目。明治安田生命Jリーグ、ルヴァンカップ共に25回目の戦いとなる記念すべき年です。Jリーグが本格的な競争の時代に突入するという認識におります。Jリーグは世界基準、世界水準を標榜しようと言っておりますが、このままアジアで勝てない状況が続きますと、Jリーグそのものがガラパゴスになってしまう危機感がある。こういう危機においては内なる競争を激しくしていくこと。これが不可欠なことだと認識しております」

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「国際試合での戦い、世代間での戦いという競争においては、まんざら兆しがないわけでもありません。先般のFIFAクラブ・ワールドカップにおいては、鹿島アントラーズが堂々たる戦いを見せてくれましたし、チーム内でも世代の競争もあるようです。U-17、U-20がワールドカップを戦う選手たちは今後、トップチームの選手との戦いを手をこまねいて臨んでくることと思われます」

「そして、今シーズンのルヴァンカップにおいては、21歳以下の出場枠を確保しました。そこの枠を巡った戦いもありますし、そうした若手にポジションを奪われないためのベテランの戦いもあります。そうした世代の戦いもある一方で、外国籍選手と日本人の戦いもあります。今シーズンは、外国人枠の見直しも行いました。そういう意味でも、新たな戦いの構図が見て取れると思います」

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「今シーズンの大きな変化としては、DAZNがJ1、J2、J3の全ての試合を中継、配信することが決定しております。ファン・サポーターのみなさんにとっては、いつでも、どこでも、何度でも、見れる素晴らしい内容になります。しかし、選手からして見れば、良いプレーをすれば繰り返して賞賛を浴び、ファイトしなければ叱責を受けることになる。非常に高品質の、非常にクオリティある中継を用意しております。ここも競争フェーズを演出する大きな要素の一つだと思っております」

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「今回、色んな議論、う余曲折の末、明治安田生命J1リーグは1シーズンで戦うことを決めています。大会方式によって盛り上げるのではなく、プレーごと、試合ごとにファンを魅了していく覚悟が必要であることを認識しております。こうした戦いはピッチ上だけでなく、配分金の見直しという形でクラブ間の経営の戦いにももたらすと思っております。内なる戦いがJリーグを活性化させ、もっともっとレベルが向上していくことを信じて、2017シーズンに臨んでいこうと思っております」