ゴールへの強いこだわりを示す{c|サガン鳥栖}}MF鎌田大地

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 プロ3年目を迎えた20歳。新シーズンから背番号は「24」から「7」に変わった。しかし、「1年目から姿勢は変わらない」と自然体のサガン鳥栖MF鎌田大地だが、ゴールへの強いこだわりを示した。

 プロ1年目から出場機会を得て21試合3得点を記録した鎌田は、2年目の昨季は開幕スタメンの座を確保。第1ステージこそ11試合2得点に終わったものの、第2ステージは全試合スタメン出場を果たして5得点を記録した。だが、決して満足することなく、「僕自身の成長はそこまで感じられなかった」と振り返る。しかし、一方でチームの成長には手応えを感じたようだ。

「チームのやり方が浸透したのが一番大きい。チームとして成長できたからこそ、自分にも良いボールが回ってきてゴールを取れるようになった」

 昨季主軸を務めたGK林彰人やMF金民友、FW早坂良太らはチームを去ったが、攻撃陣ではFW小野裕二、MF水野晃樹、MF小川佳純らを補強。「鳥栖は今まで戦える選手が多かった」が、「技術のある選手が入ってきたことで刺激もあるし、楽しみな部分がある」と今までとは違う鳥栖の姿を見せられる可能性を感じているようだ。

 チームが変化する中、自身の背番号は「7」になった。しかし、一番好きな番号は「14」だと明かした。「中学、高校で14番を着けていたし、14番は(中村)憲剛さんや海外のうまい選手が着けているイメージがあって格好良い」。だが14番は、15年はMF藤田直之(現神戸)、そして昨季からはMF高橋義希が背負っており、願いは叶わず。

 しかし、新背番号を着けることで、新たなモチベーションも生まれているようだ。「14は着けている人がいるから、ダメでしたね(笑)。でも、今まで7番は空いていたし、今年はひとケタを着けてみようと思った。鳥栖の7番と言ったら『鎌田』というイメージをつけていきたい」。

 今季の目標は「夏までに5点以上、確実に取りたい」。パサーのイメージもあるが、本人は「昨季までも得点にこだわっていたし、一番は得点」と言い切る。「サッカーにおいて一番注目されるのは得点。何にも代えがたいものだと思うので、夏までに最低5点。そしてシーズンを通して10点は取りたい」。新たな番号を背負ってピッチに立つ男は、チームに勝利をもたらすゴールを積み重ねようと燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)