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内閣府はこのほど、「公共交通に関する世論調査」の結果を発表した。調査時期は2016年12月8日〜18日、調査対象は18歳以上の日本国籍保有者1,899人。

○鉄道やバスの利用頻度、大都市と地方で差

鉄道やバスの利用頻度を尋ねると、「ほぼ毎日利用する」が12.3%、「1週間に数回利用する」が8.3%、「1カ月に数回利用する」が14.6%だった。このうち、居住地域の鉄道やバスに不満を感じている割合は68.3%で、不満の内容は「運行本数が少ない」が32.3%と最も多かった。

一方、「ほとんど利用しない」は64.7%で、なかでも「主に自動車を使うのでほとんど利用しない」が50.2%となった。

都市規模別にみると、「ほぼ毎日」「1週間に数回」「1カ月に数回」利用する人は大都市(東京23区、政令市)で計62.2%に上ったのに対し、「主に自動車を使うのでほとんど利用しない」人は小都市(人口10万人未満)で67.3%、町村で67.2%を占めた。

引っ越しすることになった場合、自宅から駅やバス停までの徒歩での所要時間として、どの程度までなら許容できるか聞いたところ、「5分未満」が14.7%、「5分以上10分未満」が37.9%と、5割が「許容範囲は10分未満」と答えた。

一方、「10分以上15分未満」は30.8%、「15分以上30分未満」は11.0%、「30分以上1時間未満」は0.9%、「1時間以上でもよい、時間にはこだわらない」は2.3%となった。

都市規模別に見ると、「5分以上10分未満」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。

○タクシーの利用状況は3割にとどまる

タクシーの利用状況を調べたところ、71.5%が「利用していない」と回答し、「利用している」は28.5%にとどまった。

タクシーを利用していない理由は、「自動車などを利用する」が66.5%と圧倒的に多く、以下、「料金が高い」が34.0%、「タクシー以外の公共交通機関を利用する」が19.3%、「出かける機会が少ない」が14.1%と続いた。

都市規模別にみると、「自動車などを利用するから」は小都市で75.5%、町村で86.6%に上った一方、「タクシー以外の公共交通機関を利用するから」は大都市が最も多く36.2%となった。

(御木本千春)