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人気絶頂の女優、清水富美加(22)が突然、芸能界引退を表明、「幸福の科学」に出家すると告白し波紋を投げている。

テレビ・ラジオ番組のレギュラー3本、撮影中の映画もある女優の「寝耳に水」の引退表明だけにテレビ局としては他人事でない。番組では30分も割いてこの問題を取り上げ、司会の小倉智昭が「芸能人といえども仕事に責任を持たないといけないと思う」と清水側の非を鳴らした。

「神のために生きたい」と直筆の手紙

マスコミ各社に12日(2017年2月)届けられた清水直筆の手紙はこんな告白だった。

「私、清水富美加は幸福の科学という宗教に出家しました」で始まり、「神とか仏とか、あの世とか、確かめようのないもの、この目で見たこともないものを私は信じ、神のために生きたいを思いました。出家を決意してからは安定した生活が送れるようになっています」。さらにこんな思いを。「心がおちつかない部分がありしっかりした生活が送れず毎日がギリギリの状態でした。なので出家したいと思いました」。

大川隆法総裁と清水「守護霊」との「インタビュー動画」

「幸福の科学」は1986年に総裁の大川隆法氏が創設した宗教団体で、大川氏が守護霊と交信できるというのが特色。この団体のHPによると、大川氏が1月19日に清水の守護霊とインタビューしたという動画が公開されている。

清水は守護霊を通じてマインドコントロールに嵌ったかとつい疑いたくなるが、どうもそう単純でもなさそう。人気絶頂の今、なぜ引退なのか? 清水本人に代わって「幸福の科学」の広報担当、里村英一専務理事が答えた。

きつかった水着DVD撮影、「死にたい」と漏らす

「実はここに至ったのは非常に長い伏線があった。過酷な仕事のスケジュール、朝から晩まで睡眠時間は3時間。この時は『仮面ライダー』シリーズをやっていたころですけど送り迎えがない。給料も歩合制から始まったが、ある程度稼げるようになって月給に変わった。1カ月休みなしでフルに仕事をして月給5万円、ボーナスなし。(仕事の内容でも)本人が非常にきつかったのは水着のDVD撮影。水着は嫌だと言っていたのに『決まっているんだからやりなさい』という世界で、10代半ばの女の子が性的対象として見られるのがすごい嫌だったと本人が話している」

しかも「週に一度は『死にたい』と漏らす時期もあったという。

適切な金額支払ったと事務所

一方、清水が所属する事務所「レプロエンタテイメント」の弁護士は「仕事量とか内容についてきちんと評価してそれに見合った適切な金額を支払ってきた。本人が望まない仕事について無理やりやらせることは断じてなかった」と漠然と反論するだけ。

番組が事務所に取材すると、5万円の他に住居費、食費、交通費を払っていたし、現在は本人が「こんなにもらっていいんですか?」というくらい渡していたと話す。

子どものころから教団と接触していた清水

清水が「幸福の科学」に接触を持つようになったのは子どもの時らしい。清水の昨年3月5日の公式にブログには「最近、生きている気がしませんでしたが、何とかまた行けそうです。憂鬱な日々でしたが、憂鬱にしていたのは自分でした...まじゴミクズでした」と綴っておりこれが最後のブログだった。

事務所も「寝耳に水」の引退宣言

ところが事務所が知ったのはマネージャーが1月下旬、大川氏が清水の守護霊とインタビューしたネットの記事を偶然に読んだからで、問い質すと寝耳に水の引退を告げられたという。

小倉「今回の辞め方は半ば幸福の科学ですでに広告塔になってしまっているような辞め方じゃないですか」と批判する。作家の山本一郎も「宗教に行くのは自由だと思うが、お互いが立つようなやり方が考えられなかったのか疑問はありますね」。

所属事務所側も「幸福の科学」側も不可解さが残る出来事だった。