日本を訪れる中国人旅行客が温水洗浄便座や電気炊飯器などを大量に購入する現象は爆買いと呼ばれるが、近年はその爆買いが減少していると言われる。日本を訪れる中国人旅行客の数は増加傾向にあるなか、買い物にお金を使わなくなりつつある中国人たちは日本で何をしているのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人旅行客が温水洗浄便座や電気炊飯器などを大量に購入する現象は爆買いと呼ばれるが、近年はその爆買いが減少していると言われる。日本を訪れる中国人旅行客の数は増加傾向にあるなか、買い物にお金を使わなくなりつつある中国人たちは日本で何をしているのだろうか。

 中国メディアの環球網は13日、中国人旅行客が日本で重視する行動が「買い物」から「体験」へと変化しつつあることを伝え、中国人旅行客たちは「中国ではできない体験」こそ、お金を払う価値があると考えるようになっていると伝えた。

 記事は、北海道での休暇を楽しんだという中国人男性の見解として「もう代理購入や爆買いはする必要がなくなった」と伝え、今は日本ならではのことや中国ではできないことなどの「コト消費」を重視するようになったと紹介。中国人旅行客の日本における消費はすでに「体験」を重視する傾向へと変化していると指摘した。

 続けて、北海道のスキーリゾートには中国や香港などから多くの客が訪れており、スキーを教えてくれる教室が人気だと紹介。スキー教室は2時間で約1500元に達し、そのほかにもスキー用品のレンタル代などがかかるものの、中国語で教えてくれるスキー教室は非常に盛況だと紹介。スキーリゾートで過ごす旅行は団体ツアーなどに比べて圧倒的に高額になると伝える一方、それでも中国人の間では人気であることを伝えた。

 また記事は、東京の銀座や新宿などの商業施設の免税カウンターは今や「列に並ぶ必要がなくなった」と伝え、爆買いの客はもう決して多くはないと指摘。爆買いが話題となったのは2015年のことだったが、それからわずか2年で爆買いは終わり、中国人旅行客の消費トレンドが大きな変化を遂げたことを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)