安いマグロが、本マグロ級に変身! 驚きの“漬けタレ”レシピ

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 安いマグロが、大変身。

 マグロの刺し身が食べたいけれど、本マグロは高くて…、ということはありませんか? そして、ビンチョウ、メバチ、キハダなどの味そこそこな「庶民派マグロ」に妥協してしまうことも。うーん、どうにかして安いマグロをおいしく変身させたいものです。

 そこで今回は、リーズナブルなマグロを、ちょっとの工夫で高級マグロの味わいに近づけてしまおうという試み。料理に不可能なし! 圧倒的においしくなる「漬けタレ」の作り方をご紹介します。

◆安マグロに足りないのは、旨み・コク・風味

 おいしくするコツは、「漬けタレ」にあり。つまり、安マグロの弱点をタレで補う作戦です。まず、安マグロに共通して足りないのが、(1)旨み(2)コク(3)風味。また、部位によってパサパサしたり、水っぽかったりと、(4)口当たりの悪さが気になるところ。

 これらのウィークポイントをすんなりカバーしてくれる便利調味料こそが、「ごま油」と「メープルシロップ」なのです。

◆刺し身に油???

 ハワイで大人気の刺身料理「ポキ」にも、味付けのポイントとしてごま油が使われていたりと、その実力は海を超えるレベル。パサパサとした食感をトロリとまろやかにしながら、ごまが持つ旨みとコクをプラスしてくれます。

◆えええっ!? あまーいメープル???

 メープルシロップとは、楓(カエデ)の樹液を煮詰めた天然甘味料のこと。パンケーキにかけるイメージが強くて、首をかしげるかもしれませんが、実は和食を作るのに超万能。他の調味料が持ち得ない複雑なフレーバー・アロマを持ち、生魚の臭みを消しながら、旨味やコクを引き出してくれます。

 この2つ、普段使わない調味料だとしても、1度そろえればかなりの回数使えるため、マグロをおいしく食べるためだけに買っても、決して損はないでしょう。それではレシピのご紹介です。

【材料(2〜3人分)】

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=660007

マグロ 1柵
ごま油 大さじ1
メープルシロップ 小さじ1〜大さじ1
しょうゆ 大さじ1

※マグロは安価な切り落としで十分。その場合は1パックが目安。
※メープルシロップの量は好みで調整を。まろやかで甘めが好みであれば大さじ1、さっぱりが良ければ小さじ1。
※タレは倍量作った方が漬け込みやすい。

【作り方】
(1)ごま油、メープルシロップ、しょうゆを合わせて混ぜる。このときしっかり混ぜ合わせればトロリとしたおいしいタレとなる。

(2)切ったマグロ(切り落としの場合はそのまま)に漬けタレをかけ、箸で良く全体をなじませる。ラップをかけて冷蔵庫で30分〜1時間置く。

(3)漬け上がりの様子はコチラ。マグロの赤色が濃くなり、ねっとりとしたとろける食感に!

(4)そのままワサビを漬けて食べるのも良いが、ちゃちゃっと作れる手巻きで味わうと最強!

 この圧倒的なウマさ。ぜひ一度お試しください!

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
【スギ アカツキ】
食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。