人間の行動には普通、何かしらの意味や意図が含まれている。「なんとなくやった」ような行動であっても、実は脳内ではその行動をするか否かの判断が行われているものである。中国メディア・今日頭条は12日、「中国人が日本国籍を取得することについてどう考えるか」とする記事を掲載し、そのメリットとデメリットについて考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Songquan Deng/123RF)

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 人間の行動には普通、何かしらの意味が含まれている。「なんとなくやった」ような行動であっても、実は脳内ではその行動をするか否かの判断が行われているものである。中国メディア・今日頭条は12日、「中国人が日本国籍を取得することについてどう考えるか」とする記事を掲載し、そのメリットとデメリットについて考察する記事を掲載した。

 記事は、昨今、日本に滞在している中国人のなかで多くの人が日本に留まりキャリアアップすることを選択し、日本国籍を取得しているとし「21世紀に入って以降、2011-13年にいささか減少したものの、日本国籍を取得する中国人は増え続けている」と紹介した。

 そのうえで、アスリートや商売人、留学生などが日本滞在を経て日本国籍を取得しようとする理由として「家を購入しやすくなる」、「ノービザで入国できる国が増える」、「多くの福利や、平等な医療、教育の機会を得られる」といったメリットを挙げた。また、アスリートでは中国国内の競争が激しく、日本で自らの夢を実現するチャンスをつかむことが大きな目的になることを伝えている。

 また、日本の学校で学ぶにしても日本で仕事をするにしても、日本国籍を取得することで「政府からの支援を受けられるようになる」、「平等な機会が与えられるようになる」などとも説明した。一方で「よくない点もある」とし、「日本人」になってしまえば「中国の一員ではなくなり、中国が持つ将来の発展のチャンスを享受できなくなる。中国に戻るにも、15日以上の滞在にはビザが必要になってしまう」といったデメリットについても言及した。

 日本国籍を選ぶにしろ、選ばないにしろ、当事者にはその選択をした何らかの理由があり、決定の過程にはさまざまな葛藤や迷い、覚悟があったかもしれない。国籍を変えたからと言って頭ごなしに「国を捨てた」と批判することなく、その決定を尊重してあげるべきだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Songquan Deng/123RF)