日本人はあたりまえに煮物や汁物、鍋などに昆布をつかっていますよね。ミネラル豊富で美容にも健康にも良い昆布ですが、実はこの恩恵を受けられるのは日本人だけって知っていますか? 海藻についての不思議と簡単に昆布の栄養を摂取できる方法をご紹介します。

海藻の栄養を吸収できるのは日本人だけ!

海苔やワカメ、昆布、ひじき…。日本人は昔から海藻類をよく食べてきました。しかし、世界的には海藻を好んで食べる国はほとんどなく、主に魚介類のエサとして使っているのだそう。実は、外国人が海藻を食べると消化不良や胃腸障害を起こしてしまうのです。

本人の消化器官には、海藻を消化吸収するための特殊な酵素を持ったバクテリアがあり、このバクテリアは日本人の腸からのみ見つかっているもの。また、古来より海藻を食べている日本人の体は、大量に摂取すると健康被害があるといわれているヨウ素についても、外国人に比べて害になりにくい体質になっています。

昆布にはうれしい効果がたくさん

ミネラルの宝庫といわれる昆布には、カルシウム、リン、亜鉛、ヨウ素などのミネラルが豊富に含まれています。水溶性食物繊維も豊富で、昆布の水溶性食物繊維に含まれるアルギン酸には、脂質の吸着や吸収を抑える効果、コレステロール値を下げる効果があります。海藻に含まれるフコキサンチンは脂肪の蓄積を防ぐ効果、血糖値の上昇を抑える効果があるため、ダイエットにも有効なんです。昆布のぬめりにある成分のフコダインは抗ウイルス作用があり、美髪をサポートしてくれます。

簡単手軽な昆布水を作り置き

低カロリーでありながら、ミネラルやビタミン、タンパク質も摂れるヘルシー食材の昆布。昆布だしにも水溶性食物繊維が含まれておりダイエット効果も期待できることから、有名なモデルさん達が常に昆布水や昆布だしを飲んでいることでも話題になりました。昆布だしをとるのが面倒という人のために、昆布水の作り方をご紹介します。

1.だし用の昆布(物によりますが1枚の半分くらい)を2〜3ミリの幅に細く刻みます。

2.麦茶用のポットなどに昆布を入れ、水を注いで一晩おきます。

たったこれだけ。この昆布水にはミネラルやカルシウム、ビタミン、水溶性食物繊維が溶け出しているので、料理の際に使うと旨味がアップするばかりでなく栄養も摂れますし、そのまま飲むことで美容にも効果的。冷蔵庫で2週間ほど持ちます。出し殻の昆布も料理して食べると余すところなく昆布の恩恵を受けられます。私たちがなにげなく摂っている昆布にもこんな秘密があったのですね。日本人の特権、昆布を摂り入れて美しさに磨きをかけましょう!


writer:しゃけごはん