かねてより低価格ラインナップが予測されていたAMDの新マイクロアーキテクチャ採用新CPU「Ryzen(ライゼン)」の情報がリークされています。情報によると、8コア採用CPUが319ドル(約3万6000円)からスタートするラインナップとなっています。

AMD Ryzen Full Lineup Prices, Specs & Clock Speeds Leaked - 8 Cores Starting At $319, 6 Cores At $229 & 4 Cores At $129

http://wccftech.com/amd-ryzen-full-lineup-pricing-clock-speeds-leaked/

この情報は、小売店が販売価格に関する内部情報をバイドゥ(百度)に投稿したことで明らかになったもの。すでにRyzen R7の価格に関してはリークされていましたが、今回は下位モデルとなるRyzen R5/R3のモデル構成と価格も明らかになっているのがポイントです。

没人发这图?我来_amd吧_百度贴吧



この内容を日本語でまとめてみたのが以下の表。モデル構成は8コア/16スレッドの「Ryzen R7」が3モデル、6コア/12スレッドおよび4コア/8スレッドの「Ryzen R5」が4モデル、そして4コア/4スレッドの「Ryzen R3」が2モデルの、トータル9モデルのラインナップとなっています。いずれもオーバークロック対応が可能で、注目の価格はハイエンドのR7シリーズが319ドル(約3万6000円)からで、最上級の「Ryzen R7 1800X」でも499ドル(約5万7000円)というかなりリーズナブルな設定になっている模様。



中国語の資料には、AMD製チップを同等のIntel製チップと比較した表も含まれているとのこと。以下の表では「I7」がIntel製チップ、そして「R7」がAMD製のRyzenとなっているのですが、性能と比較してAMD製Ryzenは総じて価格が低く抑えられているのが大きな特長。例えば、Intel I7-6900Kが8199元と表記されているのに対してRyzen R7 1800Xは4399元となっており、約53%の価格となっています。これを、日本だとI7-6900Kが約12万円で販売されていることにあてはめると、Ryzen R7 1800Xは6万4000円前後ということになります。直接比較は難しいのですが、同じような性能のチップがおよそ半分の価格で手に入れることができそう。



この傾向はRyzen R5シリーズにも見られる模様。R7シリーズよりも価格の差は小さくなっていますが、それでもなおRyzen R5シリーズは抜群のコストパフォーマンスということになりそう。



Ryzen R3シリーズになると価格差はかなり落ち着いてくるようですが、それでも総じて30%ほど価格が低く抑えられていることがわかります。