経理社員に求められる”100点満点の仕事”とは?

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経理という仕事は、ミスが許されないものです。

しかし、仕事を細かく分けると、「98点でも別によいとき」と「絶対に100点でなければならないとき」があります。それはどんなときでしょうか?

経理のプロフェッショナルであり、最新刊『スピード経理で会社が儲かる』の著者、前田氏がその詳細を語ります。

必ず100点が求められるときとは?

 経理は、会社の大切な数字を扱う部署です。ミスは許されません。

 しかし社内で完結する仕事に関しては、仮に98 点、99 点の仕事でも、同僚や上司が間違いを指摘して100 点に修正もできます。

 ところが、これがオフィシャルな場所に提出されるものになると話が大きく違ってきます。

 取引先、銀行、投資家といった社外に公表する数字は、最初から100 点満点でなければ認められません。

 もし提出したものの中に1つでもミスがあると、他の資料にも同じようなことがあるのではないかと疑われます。

「ありません」と口頭で答えても、信用してもらえません。

 結局、「すべての計算根拠の資料も一緒に出してください」と言われ、何倍もの資料を追加で作成しなければならなくなります。

 すると仕事が増え、肉体的にも精神的にも疲れてしまい、仕事の生産性もさらに落ちるという悪いスパイラルに陥ってしまいます。

 いくら優秀な人でも、間違いはあります。また、「自分の作った資料のミス」を見つけることは難しいものです。

 だからこそ、社内のダブルチェック体制や、ダブルチェックできるレベルの人の有無、仕事の下準備が重要になってくるのです。