課題は歌唱力!日本選手団の先陣を切り、女子アイスホッケー・スマイルジャパンが実力通りに平昌五輪出場決定の巻。
スマイルジャパン、平昌五輪出場決定!

4年前、第1号でソチ五輪出場を決めたアイスホッケー女子日本代表。そのときはとても苦しい戦いだったなと、古い記憶が甦ります。敵地スロバキアで行なわれたソチの最終予選は、苦しみながらの大逆転勝利や、延長にもつれこんでの敗戦を含むギリギリの戦いでした。

しかし、それ以上に競技に打ち込むことが難しかった。ウェブサイトに履歴書を公開して求職中の選手や、本業のバイトをしながら競技に取り組む選手たち。好きでやることなら当然の苦労かもしれないけれど、しないで済むならしないで済ませたい生活の苦労との戦いが、予選の前にあった。

それからの4年。選手たちは企業に所属しながらアイスホッケーに打ち込めるようになり、海外プロリーグでの経験を積む選手がぞくぞくと生まれ、そして強くなった。自分たちでつかんだ環境の改善を、強さのアップへとしっかり結びつけることができていました。今大会、そもそも日本で最終予選が開かれていることが女子代表の何よりも進化の証です。

アイスホッケーでは世界ランキングをもとに決めた上位国と、最終予選を通過した国とで五輪出場国を決めることになっています。「上位国」と「予選通過国」ということで、実は「開催国」には無条件の出場枠はありません。平昌大会の開催国である韓国はアイスホッケーでは強くなく、本来なら出場できないはずでした。

しかし、紆余曲折を経て、最終的には「我々はこのように強化を進めていきます」という計画書の提出によって「開催国枠」をもぎとった。それにより、ソチ大会では「上位国6+予選突破国2」だった枠が、「上位国5+開催国1+予選突破国2」になりました。ソチ五輪ではロシア、バンクーバー五輪ではカナダという「もとから強い国」が上位国枠で出ていたものが、開催国枠で韓国が入ってきたことで、ひとつずつ玉突きで押し出される格好となったのです。

それにより前回大会は最終予選が「世界ランク7位&8位の国」でそれぞれ開催されていたものが、今回は「世界ランク6位&7位の国」で開催されるようになりました。そんな状況にも関わらず、日本女子は前回大会時は11位だった世界ランクを7位にまで上げたことで、最終予選の開催地となりました。

自らのチカラで勝ち取ったホームアドバンテージが、この勝利の背景にはあったのです。

そこからの最終予選3戦全勝は、突破するべくして突破したというチカラの勝利でした。前回大会では「予選を突破したこと自体が勝利」と思ったものですが、今回は違います。ここまでは世界7位の正当な実力、本当の勝利は五輪本番での初勝利と、日本が入る本大会予選グループBの突破です。そのときに見せるもう一段上のスマイルを楽しみに本大会を待ちたいもの。平昌では五輪初勝利、あると思います!

ということで、予選突破と同時に大きな課題が見つかった世界最終予選について、12日のNHKBS中継による「平昌五輪世界最終予選 日本VSドイツ戦」からチェックしていきましょう。

◆余談ですが、男子のほうはとっくの昔に平昌五輪絶望済です!

北海道苫小牧市、白鳥王子アイスアリーナで行なわれた世界最終予選日本ラウンド。冬スポーツ本場の熱量を見せつけるように、大観衆による熱い応援が展開されています。完全アウェーだった前回大会とは大違い。勝つしかない、きっと勝てると思える状況が見事に整いました。

その熱を受けて、ここまで日本は2戦全勝。しかし、最終戦の相手ドイツも2連勝できました。ルール上のいろいろを加味した結果、最終的には「勝ったほうが五輪、負けたほうはサヨウナラ」という究極のシンプルさに至った決着戦。未来へと道をつなげる大一番です。

入場してくる選手たちの引き締まった笑顔。それを待ち受ける大観衆の振る日の丸。打ち鳴らすスティックバルーンにはドコモのロゴが入り、場内には国内一流企業が掲出する看板たち。記念のフェイスオフ(※キックオフみたいなもの)には鈴木大地スポーツ庁長官もヨボヨボの歩きで駆けつけました。「応援されているな」という感じがジンワリとにじんできます。

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そして始まった決着戦。日本は体格面ではやや劣る形も多いものの、スピードと運動量で対抗する構え。足を止めずに戦い抜きます。ドイツは壁際で体格を活かしたキープを試みる局面もありますが、日本もチカラ強く押し合って自由にさせません。伝統相撲国家としての意地を感じる戦いです。

まず最初のピンチは第1ピリオド残り5分弱のところ。日本は相手を倒してしまい、ひとりが2分間の退場となります。いわゆるドイツのパワープレー。日本はDFに集中し、耐える時間です。ドイツは体格に勝る選手を3人ゴール前に置き、放り込んで当ててすらすような形でシュートを狙ってきますが、ここは何とか日本がセーブ。

しかし、さらなるピンチはその2分間のなかで起きます。ゴール裏での攻防で激しくぶつかり合うなかで、日本はさらなるペナルティをとられ、何ともうひとり退場。ほんの数秒ではありますが「3対5」という2人少ない状況に追い込まれたのです。第1ピリオドラストまでつづくこの苦しい時間を、日本はGK藤本の好セーブもあって守り抜きます。ふぅー、あぶない、あぶない。

↓マスク越しでもわかるその美貌!日本の守護女神だ!

もつれたパックを確実におさえる安定感が日本を支える!

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試合が動いたのは第2ピリオドの残り12分。ソチ大会にも出場したベテランの美女・足立友里恵が中央のエリアでパックを受けると、チョンと叩いてゴール前に送ります。このパックが相手の守備3人の間をツーッと抜けてゴール前で待つ藤本もえこのもとに届くと、反転してからの空振りを交えて、最後はGKの足の間をピンボールのように反射させながら執念で押し込みました。日本先制!

↓よーし入った!しっかり耐えて先制!


ドタバタしたら入った!入れば何でもOKです!

なお、決めた藤本もえこさんはチーム内での藤本被りにより記事掲載時は「藤本も」となるケースが想定されますので、「も」をよろしくお願いします!

さらに畳みかける日本の攻撃。ドイツにひとり退場者が出た第2ピリオドの残り9分。積極的にシュートを放っていく日本はサイドからDFの細山田がチカラをこめてドッカンシュートを放つと、シュート自体は枠を外れるものの逆サイドで構えていた小野の胸にズドンと当たり、まるでサッカーで言うクロスボールのような形に。小野は胸トラップからダイレクトボレーでこれをゴールに沈め、日本貴重な追加点!

↓また入った!大きな大きな追加点!


よーし勝てそう!このままこのまま!

決定力も十分や!

しかし、その後のドイツの反撃によって1点を返され、2-1で第2ピリオドは終了します。最後まで何があるかわからない1点差、勝負の最終予選だけあってラクに勝たせてはくれません。第3ピリオドに入ってもその流れは変わらず。日本は相手に退場者が出る時間なども得ますが、突き放す得点を奪えず。それでも日本は足を止めません。走り回って追いかけて、自由にやらせない。最終予選これまでの戦いでも試合を決めてきた、疲れ知らずの動きを見せ続けます。

そんな攻防のなかで突然やってきた追加点は、第3ピリオドの残り5分。もう少し時間が経ったら、ドイツは最後の勝負で「GKを外しての6人攻撃」を繰り出そうかという時間帯でのことでした。攻めにかかるドイツがアイシングの反則を犯して、ドイツ陣内でのフェイスオフから試合再開となった場面。パックが日本に出ると、ここで今予選最多得点の久保英恵が思い切ってシュート!チカラ強く飛び出したパックはそのままドイツゴールに突き刺さりました!

↓床秦留可がフェイスオフに勝って、久保が突き刺した!若手とベテランの融合でのゴール!


よーーーーし、これは大きい!

この時間帯、この内容、ようやく勝ちが見えた!

4年前にも見せた当時流行のおじぎゴールパフォーマンスも健在や!

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その後に訪れたドイツが1人多いパワープレーのピンチも、ドイツがGKを下げて繰り出してきた6人攻撃のピンチも、最後までしっかり凌いで日本は逃げ切り勝ち。1点差であれば怖さも出たかもしれませんが、2点差の余裕をもって最後の猛攻を迎え撃てたのは、日本の成長、日本の強さだったように思います。ギリギリではなく、ひとつ余力をもってしっかりと勝ち切れた。大観衆に喜びのカウントダウンという思い出の場面を体験させてあげられたことも含めて、本大会にもつながる素晴らしい戦いだったと思います。

試合終了後、歓喜にわくスマイルジャパンは、その愛称に負けない見事な笑顔が弾けていました。とまチョップとかいう謎のゆるキャラのぬいぐるみをもらってスマイル。勝者に与えられるプレートをもらってスマイル。それを掲げてスマイル。スマイル、スマイル、スマイル。そして彼女たちは笑顔の国歌斉唱に臨み……臨んだのですが、そこには本大会への大きな課題が…!

↓この笑顔でも押し切れない歌唱力問題!課題だ、課題が見つかったぞ!



これは金メダル獲ったら国民にイジられるぞ!

今のうちに合唱練習をしておいたほうがいい!

金メダルは獲らないと思うけど、一応!

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逆境も歌唱力も笑顔があれば何とかなる。何もかもが与えられてはいないからこそ、むしろ笑顔は眩しく輝くのか。出場した選手も、そうでない選手も一体となって喜びを分かち合う姿は美しかった。スケート靴を履いた連中から「胴上げするからコッチこい!」と呼ばれる監督・スタッフは、正直なところ不安でいっぱいだったかもしれませんが、あの笑顔の前では断ることなどできません。滑って落とされたら諦める、そんな気持ちだったに違いありません。

これからの一年は、リザーブの選手らも含めて国内での競争という新たな戦いとなりますが、そこも笑顔で乗り切ってもらいたいもの。体力、精神力、歌唱力を磨いて、今度は笑顔で終われる本大会にしてほしい。冬季五輪では貴重な団体競技の戦い、楽しみにしています!

↓おめでとうスマイルジャパン!本大会でもこの笑顔を!


その素晴らしい笑顔を見ていると、クチのなかにメダルを入れてみたくなるなwww

もしも獲れたら、全部入るかチャレンジしてみてください!

声量は十分だったと思いますので、音程に気をつけてください!