途中出場のコレアが値千金の移籍後初ゴール! セビージャがグラン・カナリア今季初攻略で3戦ぶり白星《リーガエスパニョーラ》

写真拡大

▽リーガエスパニョーラ第22節、ラス・パルマスvsセビージャが12日にエスタディオ・グラン・カナリアで行われ、セビージャが1-0で勝利した。

▽ここ2戦未勝利とやや調子を落とす3位セビージャは、2強と異なり来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)の試合がないため、万全の状態で11位ラス・パルマスとのアウェイゲームに臨んだ。サンパオリ監督は直近のビジャレアル戦からラミとヨベティッチに代えて、サラビアとクラネビッテルを起用。そのサラビアが左サイドバックに入り、アンカーにクラネビッテル、トップ下にエンゾンジが並ぶ攻撃的な[4-3-1-2]を採用し、2トップにはナスリとイェデルが入った。

▽攻撃に特長を持つチーム同士の一戦は、立ち上がりからホームのラス・パルマスが勢いを持った入りを見せる。開始6分にはボックス中央でボアテングの絶妙なスルーパスを受けたヘセ・ロドリゲスに絶好機も、ここはGKセルヒオ・リコの好守に遭い、移籍後初ゴールとはならず。さらに9分には再びボックス付近でヘセにシュートチャンスも、GK正面を突いた。

▽押し込まれる入りとなったセビージャだったが、左インテリオールに入ったビトロの縦への仕掛け、サラビアの後方支援から左サイドを起点に攻撃を展開。12分には波状攻撃からボックス右のイェデルが中央に構える3人の味方に向けて折り返すが、これは精度を欠いた

▽その後は一進一退の攻防が続く中、ラス・パルマスはジョナタン・ビエラ、セビージャはビトロが良い形でフィニッシュに顔を出すが、なかなか打ち切れない。前半終了間際の46分にはボックス左に抜け出したフランコ・バスケスがGKと一対一を迎えるが、利き足の左足で放ったシュートは角度がなく、わずかに枠の右に外れた。

▽ゴールレスで迎えた後半も立ち上がりはラス・パルマスの時間が続く。52分と59分にダビド・シモン、ボアテングが枠を捉えたシュートを放つが、GKセルヒオ・リコに阻まれる。

▽後半立ち上がりも攻撃にリズムが出ないセビージャは、68分にエンゾンジを下げてイボーラを投入。この交代直後にはうまく裏に抜け出したイェデルがGKと一対一も、シュートのコースが甘くGKに対応される。

▽互いにチャンスを作るところまで行くものの、フィニッシュの精度を欠きゴールレスのまま試合は終盤へ。3戦未勝利は避けたいセビージャは77分、バスケスとイェデルを諦めヨベティッチとコレアを同時投入。するとこの交代策が先制点をもたらす。80分、ロングボールをイボーラが頭で裏のスペースへ流すと、完全に最終ラインの裏に抜け出したコレアがボックス内に持ち込み、GKとの一対一を制した。

▽コレアの今季リーガ初ゴールでようやく均衡を破ったセビージャは、やや重心を後方に下げて逃げ切り態勢に入る。守護神のセルヒオ・リコを中心に3枚の攻撃的なカードを切った相手の反撃を凌ぐと、後半アディショナルタイムにはカウンターから見事な個人技でDFを振り切ったヨベティッチがボックス左でシュートを放つが、このシュートはわずかに枠の右に外れた。それでも、今季無敗を継続したグラン・カナリアを初めて攻略したセビージャが、リーグ3戦ぶりの勝利で上位2チームを追走している。