牛肉ロースをサッと揚げてレアな状態で食べる「牛かつ」は、「牛かつ おか田」を発祥として関西の「ビフカツ」とは異なる料理として知名度を上げています。大阪にもその波が訪れており、千日前周辺、ウラなんばの牛かつ専門店「日本橋富士」では連日行列を作っています。日本橋富士では牛かつだけでなく、炙って霜降りロース肉がはみ出しまくりの「炙り牛丼」を同時に食べられる「よくばりWセット」を提供しているということで、肉好きにはたまらない牛肉づくしのメニューを食べてみました。

牛かつ専門店日本橋富士〜大阪日本橋牛かつ/大阪難波牛かつ/ウラなんば〜

http://gyukatsu-fuji.com/

牛かつ専門店日本橋富士の住所は大阪府大阪市中央区千日前2-7-22。近鉄線日本橋駅・地下鉄日本橋駅から徒歩5分ほどで、地下鉄なんば駅や南海線難波駅からでも10分ほどで行くことができます。

お店構えはこんな感じで、ウラなんばの一角に行列ができています。2階は同系列ですが食材持込みOKの日本酒飲み放題専門バー「日本酒センター セルフ角打ち富士」となっており、牛かつ専門店日本橋富士を通り抜けて行くというユニークなお店の作りになっています。



20分ほど待っていると店内に入れました。今回は牛かつと牛炙り丼が同時に楽しめる「よくばりWセット」(税込2000円)を注文。単品で「霜降りロース牛かつ御膳」(100g・税込1180円)や「牛ヘレかつ御膳」(100g・税込1280円)、「牛炙り丼」(中・税込1180円)もあります。



丼から牛肉がはみ出しまくりの「メガ牛炙り丼」(税込1780円)なるものもありました。



待つこと15分ほどで、よくばりWセットが提供されました。



各種調味料は目の前に置かれており……



キャベツ・ご飯はおかわり無料。赤だしのおかわりには100円が必要です。



テーブルにはゆずが香る自家製の漬け物も置かれており……



牛かつの「こだわりの食べ方」を指南する案内もありました。



牛かつは特製醤油、シチリア岩塩、すり玉ソースをつけて食べるとのこと。



牛かつの皿にはわさびを混ぜ合わせた大根おろしが添えられています。



まずは牛かつから食べていきます。「こだわりの食べ方」に従って、まずはわさび大根おろしだけをつけてひときれ。わさび大根おろしはわさびのつーんとした香りはあるものの、大根おろしがベースになっているため辛みは強すぎず、病みつきになりそうな味わいで、牛肉本来のうま味を邪魔せずに味わえます。牛かつは赤身をレアな状態で揚げているので、うま味はしっかりなのにさっぱりした食べ応えです。わさび大根おろしだけだとシンプル過ぎるのですが、特製醤油を合わせて食べると刺身のような味わいになり、めちゃくちゃご飯が進みます。



次はわさび大根おろし+シチリア岩塩で食べてみると、わさびの香りにほどよい塩気が牛肉のうま味を引き立ててくれ、「もう全部これでいいのでは」と思ってしまうほど。



最後はすりおろした玉ねぎをたっぷり使った「すり玉ソース」とわさび大根おろしで。玉ねぎの風味がふんだんに感じられますが辛みはなく、軽く酸味のあるドレッシングのような味わいです。個人的には「わさび大根おろし+シチリア岩塩」がベストでした。



なお、牛かつはほとんどがレアに揚げられているのですが、端っこの方は火が通りきったものもありました。とはいえこれはこれでアリ。



さらに豪快な見た目の牛炙り丼も食べていきます。強火で一気にあぶってうま味を閉じ込めたという霜降りロース肉がはみ出しまくりで、中央には半熟玉子ものっています。



あぶりロース肉には焦がしニンニクの特製ダレがかかっており、柔らかいロース肉をガツンと濃厚な醤油ベースの味わいで食べることができます。あぶっているせいか牛かつよりも牛肉のうま味が強く、肉質も同じものですが柔らかく感じました。



半熟玉子の黄身はとろりとはしていませんが、まろやかな味わいをプラスしてくれます。半熟玉子の隣に添えられているのはチーズが香るエスプーマソース。



特製ダレだけでご飯が止まらないのですが、エスプーマソースが加わるとご飯をおかわりしてしまいそうなレベル。ボリュームのある丼ですが、特製ダレ、半熟玉子、エスプーマソースという3段階の味わいで飽きることなく最後まで食べることができます。