11日、TBS「S1」では、5年ぶりにJ1復帰を果たす北海道コンサドーレ札幌・小野伸二のインタビューを放送。浦和レッズ時代の先輩・福田正博氏が聞き手を務めた。

J1復帰について「嬉しいですよね。J1でできるっていうステージに上がってこれたっていうのは嬉しさがある」と切り出した小野。プレーの話題になると、福田氏はその天才的なパス技術を「メッセージ付きのパスを出している」と絶賛。小野も「次がどうしたいかっていうのを意図するようなパスをしないと意味がない。自分がこうしたら嬉しいボールっていうのを心掛けて出している」と説明した。

かつてはオランダの名門サッカークラブ、フェイエノールトで活躍した小野。最近でも、オランダ「FOX SPORTS」で特集が組まれるなど、彼の魅力的なプレーは今も多くのファンの記憶に残っている。小野もまた「海外の良さってファンはいつまでも忘れない。その選手達へのリスペクトは何年経っても消えない。オランダ行くといつまで経っても町を歩けば声をかけてくれる」などと語った。

また、今年38歳になる小野にとって、心の支えは2人の愛娘だという。「子供は子供でフラダンスやったりして頑張って僕をライバルとして見てくれている」と話すと、「パパの頑張ってる姿を見せて、それが刺激になってくれているんであれば自分ももっともっとやらなきゃいけない」などと新シーズンに向けて意気込んだ。