個別包装のイチゴが日本から空輸される(出典:http://metro.co.uk)

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バレンタインデーには何をプレゼントしようか悩んでいる人も少なくないだろう。香港ではかなり風変わりなバレンタインデー用のギフトが、スーパーで売られている。それは日本から空輸された「イチゴ」だ。英紙『Metro』などが伝えている。

「ちょっとユニークなギフトはいかが?」と香港のスーパーマーケット「City'Super(シティー・スーパー)」が販売しているのは、日本から空輸された奈良県生産の「古都華(ことか)」という新品種の大粒イチゴだ。しかも合成わらと発泡スチロールで1粒ずつ個別包装されている。

このイチゴ1粒を「City'Super」では168香港ドル(約2,400円)で販売している。箱には「日本からの空輸で新鮮」と記されたシールも貼られており、「希少価値」の輸入品ゆえ価格も高い。それだけでなく単品のイチゴを個別に販売するスーパーというのはこれまでないようで、このイチゴは「世界一高価なイチゴ」ではないかと言われているほどだ。

しかしながらこのイチゴを“特別”と思う人は少ないようだ。「City'Super」が販売を開始すると、中国でこの話題が拡散され多くの人が反感を抱いたようだ。また、環境保護団体シーシェパードのゲイリー・ストークさんは「こんなふうに御大層にパッケージされた1粒のイチゴを見ると、映画『マッドマックス』を思い出しますね。まるで“地球上で最後のイチゴ”のような感じで、ばかばかしく感じますよ」と中国紙『South China Morning Post』に話している。

このイチゴはバレンタインデー用ギフトとして販売されているということだが、拡散された写真のイチゴの箱には賞味期限が2月4日とあり、14日をとうに切ってしまっている。英紙『Metro』には「誰が17ポンド(約2,400円)も払って買うの?」「でもハート型のスイカはもっと高かったよね」「バカバカしいのは値段じゃなくて実際にこのイチゴを買う人たちだよ」「買う人がいるから売る人もいるのよ」「全く持って資源の無駄」といった声があがっているようだ。

しかし「City'Super」側は、こうした批判的な声を気にしている様子もなく「今後、もっと新鮮な他のプレミアム商品を消費者のために取り寄せる予定です」と述べている。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)