カナダの人々、84%がアンチ・トランプと判明(出典:https://www.vice.com)

写真拡大

米トランプ大統領は就任後、英国、日本の首相と相次いで会談。続いてはカナダのトルドー首相とホワイトハウスで13日に会談する予定である。特にカナダとはメキシコを加えた北米自由貿易協定(NAFTA)の交渉、国境、安全保障といった議論が交わされるものと予想されている。しかしカナダ国民におけるトランプ大統領の支持率は、実に惨憺たるものであるようだ。

トランプ大統領については米国でも支持率が50%を切っているが、カナダ国民の間ではなんと84%がアンチ・トランプであるもよう。1月18日〜29日までに成人1,500人を対象に電話で行われた「Mainstreet」による最新の世論調査でわかったと『washingtonpost.com』が伝えた。「リーダーとしてのトランプ氏に期待を寄せている」はたったの36%で、80%以上が「誠実さに欠ける」、80%が「思いやりに欠けている」、63%が「インテリジェンスという言葉がふさわしくない」などと答えたとのこと。数字には約2.5%の誤差があるとしている。

しかし、トルドー首相が「私の方が人気がある」などと慢心するのは早いようだ。回答者の41%が「トルドーの経済政策に不満あり」とし、22%は「トランプと似たようなもの」と答えたという。また健康医療、移民政策、外交などの政策に関しては「トランプよりトルドーの方が良い」で一致しているものの、国家安全保障の取り組みに関しては約半数が「トランプに軍配」と答えたもよう。「トルドーの方が頑張っている」はたったの29%であったそうだ。

現在のカナダの米国に対する大きな不満は、経済面ではトランプ大統領が掲げている輸入品に対する「国境税」。導入には反対の姿勢を示す見込みである。そしてトルドー首相は以前から難民を引き続き受け入れると表明しており、トランプ大統領の就任を機に米国ではカナダへの移住を希望する者が増えている。人道上の見地からも、移民政策や難民受け入れについてカナダ側から触れていく可能性がありそうだ。

出典:https://www.vice.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)