日曜劇場「A LIFE〜愛しき人〜」(TBS・日曜よる9時〜)
木村拓哉、竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博、浅野忠信、柄本明。
脚本・橋部敦子。TBSオンデマンドで放送後1週間見逃し配信あり。


第4話あらすじ


副院長の壮大(浅野忠信)は片山関東病院との提携話を進めていた。
片山関東病院の指名で難易度の高いオペをすることになった沖田(木村拓哉)は、柴田由紀(木村文乃)をオペナースとして連れていく。

手術当日。
テキパキと仕事をこなす柴田だったが、「ナースが口答えした」と片山関東病院の医師(忍成修吾)がヘソを曲げてしまう。提携話も頓挫しそうに。

判断が間違っていないのにも関わらず認められない悔しさに「辞めます」と決意する柴田。
壮大は柴田が辞めることで提携話を丸く収めようと考えていた。
しかし沖田は難しいオペには絶対柴田が必要だと主張する。

沖田「1度のオペでだいたい900回の器具の受け取りがある。1回につき1秒の遅れがトータルで15分の遅れに繋がるんだよ。特に脳深部は直接手が届かない。
もし何かあった時には 器具でしか処置ができないから1秒の遅れが命に関わってくるんだよ」

柴田はオペナースとして現場復帰。
沖田と柴田のオペに立ち会った壮大も、柴田が必要だと痛感する。
深冬の命を救いたい。その思いは強い。

そしてドラマの最後のシーン。
とうとう深冬が…!


ツンツンナース柴田、笑顔が3回


ツンツンしすぎて感じ悪いな、もっと愛想良くしなさいよーなんて思っていたけど。
今回、印象が変わった。

オペナース柴田、今回3回笑顔を見せている。
【1回目】 オペナースとして沖田から指名されたとき。
【2回目】 井川とのデート中。元気付けようとデートに誘ったのに機嫌が悪い柴田。どんなに当たり散らしてもへこたれなず、明るい井川を見て思わず笑顔に。
【3回目】 沖田に励ましの言葉をもらったあとの、晴れやかな笑顔。

柴田には過去があった。
医師を目指していたのに実家の病院が潰れてしまう。
医学部を諦め、奨学金を借り看護学校に行くしかなかった。

心に悔しいものをいっぱい抱えて、それでもオペナースとして仕事に誇りを持ち、頑張っていたんだねぇ…。

沖田「柴田さん腕良いし。それだけじゃなくて誰よりもオペのことちゃんと勉強してるって、僕は知ってるから。ちゃんと見てるから」

柴田が敬愛する沖田も、真摯に努力を積み重ねてきた苦労人だ。
そんな沖田に気持ちをわかってもらえて、どんなに嬉しかったことだろう。
「ありがとうございます」と深く頭を下げ、そのあとニコッと笑う姿が美しかった。
ツンツンした彼女の心がこれから少しずつ楽になっていくと良いなぁ。

今夜5話。どうなる深冬。


(イラストと文/小西りえこ)