おいしそうなトロピカル・パンチみたいに流れ出していたキラウエア火山の溶岩。残念ながら海食崖が崩れ落ちたことによってその流れは止まっていました…。でも、いいニュースが。また溶岩の流れが復活したんです! この真っ赤な地獄の吐瀉物の新たな映像もご覧になれますよ。

2日に崖が崩れ落ち、悪魔の滝の流れが止まっていたものの、キラウエア火山のマグマは地下から海へと流れ出ていました。4日、溶岩の流れは止まったと考えた現地のツアー会社がこの場所を訪れたところ、灼熱の噴出が以前と同じように続いていたのです。

「乗客たちはファイアー・ホース溶岩がまだ元気な様子を見て驚いていました」とツアー会社Kalapana Cultural ToursはFacebookに記しています。「ファイアー・ホース溶岩」(the fire hose lava)というのはこの溶岩につけられたあだ名です。「fire hose」だと、普通は消防士が使う「消火ホース」のことを意味しますが、こちらは「炎のホース」と言った感じでしょうか。



動画はBig Island Video Newsより。

5日には、アメリカ地質調査所のハワイ火山観測所(USGS HVO)が状況報告を更新しています:

HVOの科学者たちは、高温割れから見て海側の30m x 5mの塊が、2月2日午後12:55の崖の落下後も残っていることを確認しました。とても大きな塊が海に落ちたことで、目立つものの大き過ぎはしないサイズの波が落下地点から伝搬されました。落下した塊の大きさは未だ記録されていません。

正式には「61g」と名付けられたこの溶岩の流れは、1月末から地質学者と世界の注目を集めています。HVOの科学者たちはこの独特な溶岩の噴出は「今回は近隣コミュニティーの脅威とはならない」としていますが、見に行くという方は海側からであっても陸側からであっても安全なところまで距離を取りましょう。



「危険を冒して噴出部に陸からでも海からでも近づこうとすれば、溶岩が水の爆発的な反応で生み出される、飛び交う岩屑に晒されます」と、科学者たちは注意を促しています。「また、新たに作られた地表は、固結していない溶岩の破片と砂によってできているため、不安定です。このゆるい材質は打ち寄せる波により侵食されやすく、そうなると新たな地表の支えはなくなり、海へ地すべりするのです」

それに加えてHVOは溶岩と海の反応は「塩酸の含まれた腐食性の海水噴煙」と「肌、目、肺を刺激する細かな火山性粒子」を作り出すかもしれないとして注意しています。

美しいスペクタクルですが、見た目通りの危険な美しさです。


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source: Big Island Video News 1, 2, YouTube, USGS, Facebook

George Dvorsky - Gizmodo US[原文]
(abcxyz)