この豚肉は神!梅山豚のしゃぶしゃぶに絶叫した

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 絶叫するウマさです。

 世の中おいしいモノは星の数ほどあれど、その上を行く「神レベル」で感動する食べ物ってなかなかありません。今回は、涙が出るほど感動した超スペシャルな豚肉「梅山豚(メイシャントン)」のお話です。

◆国内に100頭しかいない幻の豚「梅山豚」とは?

 梅山豚(メイシャントン)とは、中国・江蘇省に分布する豚で、400年前も前から飼育されている在来種。西遊記の「猪八戒」のモデルとも言われています。

 1972年の日中国交正常化の際にジャイアントパンダに続いて10頭寄贈されて日本初上陸。平成に入り直輸入が可能になったものの、すぐに中国で輸出禁止に。今では研究用に農水省が飼育する他、食用としては茨城県の塚原牧場でのみ飼育され、それら合わせて国内合計約100頭という超レアな豚肉になっています。

 肉にはサシ(霜降り)が入っていて、肉質は大変柔らかくコクのある味わいが特徴。他の豚とは全く異なる味わいとのことですが、某スーパーに行ってみると、確かに大きな写真で紹介されているではないですか!

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=659950

 説明文に「上品な脂質の美味しさ」とあるように、店員いわく「とにかく脂身が極上味」とのこと。値段は、都内某スーパーで切り落とし:300円台(100gあたり)、バラ・モモ:500円台。塚原牧場のサイトでは500円(モモ)〜900円(ヒレ)という価格帯です。

◆脂身が死ぬほどウマすぎた!

 とてつもなくおいしいのであれば、脂の罪悪感なんて感じていたらもったいない! ということで、急いで実食。確かに、バラ肉にはあつ〜い脂身がたっぷりついています(冒頭の写真)。

 しばらく常温に出しておくと、脂身の融点が低いために脂身が透明かつやわらかくなり、今にもとろけそうな状態に。まずはシンプルに「しゃぶしゃぶ」でいただきました。

 その驚きのお味は…!

◆イベリコとかより、はるかに旨い!

 口の中に入れたとたん、ふわっふわっ…甘い…旨い…上品な肉の香り…。その猛烈なるおいしさに、ただただ絶句!

 ふくよかにとろける瞬間が忘れられず、誰が食べてもその違いに納得してしまうような、とんでもなくハイレベルなお味でした。また、国内生産でチルド流通が可能なため、輸入される有名ブランド豚(イベリコやマンガリッツァなど)の冷凍モノと比較しても、差は歴然です。

 ちなみに赤身メインのもも肉はコチラ。

⇒【写真】はコチラ https://joshi-spa.jp/?attachment_id=659955

 赤身はしっとりなめらか、桃色の美しい肉質です。かむほどに感じる旨みとコクは、やはり別格級。いやー、これはとんでもない銘品に出逢ってしまいましたっ!

 先述の豚しゃぶですが、シンプルなのにずば抜けたおいしさ。日頃料理をしない人が大切な人にふるまうメニューとしてもオススメです。また、いろいろなメニューで試したところ、焼きそばや野菜炒めにおける威力も最強でした。

 豚肉の中では超高級ですが、高い牛肉を思えば手が届きやすく、確実に神っていますから、気になる人は是非一度食べてみてください!

※梅山豚を食べるには
(1)オンラインショッピング:http://www.meishanton-ec.com/
(2)高級スーパー、デパ地下
(3)とんかつ屋

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
【スギ アカツキ】
食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。