母親に「エイリアンのよう」と言われたインドの女の赤ちゃん(出典:http://www.dailystar.co.uk)

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初めての妊娠で、わが子の誕生をそれは心待ちにしていたというインドの女性。彼女は念願叶って母親になれたが、誕生後のわが子の顔を見て強いショックを受けてしまった。赤ちゃんはあまりにも稀な奇形を伴って生まれたのだ。

『dailystar.co.uk』が伝えたところによれば、赤ちゃんの母親はインドのウッタル・プラデーシュ州アラーハーバードのプリヤンカ・クマリさん(25)。現在チャキヤ地区にある病院で観察が続けられているその赤ちゃんは名前すら付けられておらず、クマリさんは「娘はまるで"エイリアン"のよう」と肩を落とすばかり。母乳を与えることにも躊躇ってしまっている。

この赤ちゃんが抱えている奇病は「ハーレクイン型魚鱗癬(Harlequin Ichthyosis)」。瞼は腫れあがり、頭頂部にはコブさながらの大きな塊が1つ成長している。いずれ肌はケラチン層の激しい角化増殖によりダイアモンド型の硬く分厚い鱗に覆われていくことになるという。医学の発展によりこの病を持っていても10年近く生き延びる例があるようだが、主治医のラジャン・シンハ博士は「1,000万分の1でしょう」と説明している。

しかし今、この赤ちゃんを一目見ようと病院には続々と人が訪れており、多くが「きっとヒンドゥー教の神の生まれ変わり。崇拝すべき存在です」と話して帰っていくという。クマリさんの夫バリンドラ・マフトさん(34)は、「ヒンドゥーの神は私たちに良かれと思ってそれぞれの赤ちゃんを授けているのです。産まれてきたからには理由があるはず。この子が健康に成長してくれることを祈ります」と力なく語っている。

奇形を伴って誕生した赤ちゃん、成人がヒンドゥーの神の化身として崇拝される例も多いインド。腰から36.8cmの尻尾のような柔らかい垂れ下がりを持っていた男性は「猿神の化身」と呼ばれ、それを触るとご利益があると称えられている。しかし17.8cmの同様の尻尾を「ラッキーチャーム」と信じて隠し持っていた18歳の男性の場合は、徐々に痛みが生じて着用する服にも工夫が必要となってきたことから、思い切って切除したことが伝えられた。

インドでは世界の非常識が常識として言い伝えられることも多い。ヒンドゥー教徒の間で「血糖値が下がり、ガンが治る」と言われるのはなんと牛の尿であるそうだ。

出典:http://www.dailystar.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)