通信販売では、ネットの大規模モールの利用率が最も高い。消費者は「安さ」や「24時間いつでも購入できる」点に魅力を感じているようだ。

 株式会社エルテックスは12月2日から4日にかけて、通信販売に関する消費者調査を実施し、その結果を「第8回通信販売調査レポート」として発表した。調査対象は全国の消費者600名。

 通販で商品を購入する際のチャネルをすべて選んでもらったところ、利用率が最も高かったのは「インターネットの大規模モール」の61.7%だった。以下、「テレビの通販番組」(38.2%)、「通信販売のカタログ」(29.8%)、「大規模モール内にないインターネット上の独自店舗」(23.8%)、「新聞の通販広告」(15.7%)が続いた。

 最も利用する通販チャネルを1つだけ選んでもらうと、最も多かったのは「インターネットの大規模モール」の46.7%だった。以下、「テレビの通販番組」(24.8%)、「通信販売のカタログ」(14.8%)が続いた。通販市場では、インターネットの大規模モールが定番になっているようだ。

 多くの消費者がインターネットの通販を利用する中、GMOリサーチ株式会社はネットショッピングに関する実態調査を実施し、その結果を2月1日に発表した。調査対象は20歳から69歳の男女1,002名で、調査期間は12月21日から22日にかけて。

 まず、ネットショッピングの利用経験を聞いたところ、男性では87.3%、女性では91.4%が「ある」と回答した。ネットショッピング利用経験者に利用する理由を複数回答で聞くと、男性は「安い商品が多い」(60.4%)、「24時間いつでも購入できる」(54.9%)、「品揃えが豊富」(48.3%)が、女性は「24時間いつでも購入できる」(68.2%)、「出かけなくてよい」(54.4%)、「ポイントが貯まり、お得」(54.2%)が上位にランクインした。

 ネットショッピング利用者に不満と感じることを複数回答で聞くと、「送料が高い」(男性45.6% 女性55.3%)、「セキュリティ面が不安」(男性22.3% 女性31.8%)、「情報が多すぎる」(男性20.7% 女性35.7%)、「探している商品が見つからない・見つけにくい」(男性17.8% 女性25.2%)が男女共に多かった。「特にない」は男性が23.2%で、女性が10.1%だった。

 通信販売のチャネルにおいては、テレビやカタログよりも圧倒的にインターネットが利用されていることが分かる。消費者は、安さやいつでも購入できる点にネット通販の魅力を感じている一方で、情報が多すぎたり、探している商品が見つからないという不満もあるようだ。

サイトウ イサム[著]、加藤 秀行[著]