駐車が苦手なひとは「アウト・イン・アウト」を意識すると上手くいく

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クルマを直角に曲げずに左に寄せる

郊外の大きなショッピングセンターなどは別として、日本の駐車場はどこでも狭い。軽自動車ならともかく、普通車に乗っている人は、けっこう駐車に苦手意識を持っている人は少なくない。

そこで今回は、どうしたら駐車・車庫入れの苦手意識がなくなるかを考えてみよう。駐車のコツは、ずばり「アウト・イン・アウト」と「スローイン」に尽きる。

「アウト・イン・アウト」はスポーツ走行のライン取りの基本だが、限られたスペースを有効に使い、クルマにとって都合のいいコースを走るという意味では、そのまま駐車テクニックに応用できる。

具体的には次のとおり。

・進行方向に向かって左手のスペースにバックでクルマを駐車する場合

ー車は通路のできるだけ左に寄って直進する(すでに駐車中のクルマとの間隔は70センチぐらい。けっこう寄っているつもりでも、50〜70センチぐらいは自然に離れているもの)。

止めたい駐車枠の奥の線(線L)が運転席の真横になるまで直進し、そこで停止。

そこからハンドルを右に切って、駐車スペースに対し車体が45度ぐらいの角度になるまで前進(アウトに振る!)。

ぅ魯鵐疋襪魑佞棒擇辰董∈犬離螢筌織ぅ笋できるだけピボットエリア(駐車スペースのイン側の角から半径50センチぐらいのスペースのこと)に近づける。つまり「インに寄る」。リヤタイヤの位置がわかりづらければ、ドアミラーをやや下向きに調整するとラク。

 あとはイン側に寄り過ぎないように、車体が1/3ぐらい駐車スペースに入ったら徐々にハンドルを戻していく(再びアウトへ)。もちろん、リヤのアウト側の角とフロントのアウト側の角の位置にも注意が必要。

これでバッチリ収まるはず!!

(進行方向右側のスペースに止めるときは、左右逆に操作)

焦って切り返すよりも落ち着いて一発で決めるほうが時間は短い

もうひとつのコツは、スローイン。慌てて何度も切り返すことになるぐらいなら、ゆっくり落ち着いて、一発で駐車を決める方が、所要時間は短くて済む。AT車なら、前進・後進は、アクセル全閉のクリープ現象でも十分なぐらい。

とにかく、通路の真ん中から、クルマを直角に曲げようとせず、進行方向左側のスペースに止めるときは、できるだけ左に寄ってアプローチし、いったんアウト側にノースを振って、イン側のリアタイヤをクリッピング、ではなくピポットエリア=イン側に近づけ、駐車スペースの真ん中に止められるようにハンドルを戻していけば、フィニッシュだ。

その他、隣が通路だったり、空車だったり、小さいクルマが止まっていたりして、少しでも駐車しやすい場所、プレッシャーのかかりづらい場所を選ぶ努力も必要。

また、駐車が苦手な人ほど、前進駐車ではなく、バックで車庫入れした方が、トータルで見ると効率がいいということも覚えておこう。