柏レイソルがジェフユナイテッド千葉に完封勝利を収めた

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[2.11 PSM 柏2-0千葉 柏]

 柏レイソルとジェフユナイテッド千葉による第22回ちばぎんカップが11日に行われた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半15分に生まれたFWクリスティアーノのゴールで柏が先制。さらに同18分にFWディエゴ・オリヴェイラが加点した柏が、そのまま逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。

 ホームの柏は4-4-2のシステムを採用し、GKに中村航輔、最終ラインは右からDF今井智基、DF中谷進之介、DF中山雄太、DF輪湖直樹、ボランチにMF大谷秀和とMF小林祐介を並べ、サイドハーフは右にMF伊東純也、左にクリスティアーノ、2トップにFWハモン・ロペスとオリヴェイラを配置した。

 一方、アウェーの千葉は3-5-2のシステムを採用し、GKに山本海人、3バックは右からDF若狭大志、DF近藤直也、DF西野貴治、アンカーにMFアランダ、アウトサイドは右にDF北爪健吾、左にDF乾貴哉、インサイドハーフにMF山本真希とMF町田也真人を配置し、2トップにはFW船山貴之とFW清武功暉を並べた。

 序盤に押し込んだのは千葉だった。柏のボールホルダーに自由を与えずに激しいプレスで相手攻撃を遮断すると、両アウトサイドの北爪、乾を経由してゴールに迫ろうとする。前半4分には船山のCKから若狭がヘディングシュートを枠内に飛ばしたものの、中村に阻まれてしまう。さらに同19分には山本真のサイドチェンジを受けた乾のラストパスからアランダがミドルシュートを放つが、中村の守備範囲に飛んで先制点を奪うには至らなかった。

 千葉のプレスに苦んでなかなか攻撃を組み立てられない柏は前半20分、後方のパスから抜け出したハモン・ロペスがシュートまで持ち込むがボールはゴール左に外れた。最終ラインを高い位置に設定する千葉の裏にはスペースが生まれるため、柏はそのスペースを狙ってボールを供給しようとするが幾度となくオフサイドの網にかかって、敵陣深くまでボールを運べない時間帯が続いた。

 しかし、徐々に柏のボールの出し手と受け手のタイミングが合ってくると、ゴールに迫る場面を作り出す。前半35分には今井のパスから最終ライン裏に抜け出したオリヴェイラがゴールを脅かすがカバーに入った近藤のクリアに遭い、こぼれ球に反応したクリスティアーノのシュートも相手選手にブロックされた。さらに同42分にはクリスティアーノの蹴り出したCKをハモン・ロペスがヘディングで合わせるが、ボールはクロスバーに弾かれてしまう。

 前半でスコアは動かずに0-0のまま後半を迎えると、序盤以降なかなか攻撃の形を作れなかった千葉はFWラリベイとMFホルヘ・サリーナスを投入。しかし、後半7分に好機を生み出したのは柏だった。左サイドから送られたパスに反応してPA内に進入した伊東が、寄せてくる相手選手をかわしてシュートまで持ち込んだが山本海に阻まれ、こぼれ球に自ら反応するがシュートは相手選手にブロックされた。

 だが後半15分、右サイドを突破した伊東のクロスに飛び込んだハモン・ロペスはダイビングヘッドを合わせられなかったものの、流れたボールを最後はクリスティアーノが左足で豪快にネットを揺らし、柏が先制に成功。さらに同18分には後方から送られたボールをクリスティアーノがヘッドで流すと、PA内に進入したオリヴェイラがゴールを陥れてリードを2点差に広げた。

 2点のリードを許した千葉は後半21分に清武のCKを近藤がヘッドで合わせるが枠を捉えることができず。さらに同24分にはサリーナスのスルーパスからラリベイが決定機を迎えるも、シュートは距離を詰めた中村にストップされてしまった。しかし、攻勢を強めたかった千葉だったが、交代枠を使い切った後に若狭が負傷してしまい、同37分にはベンチへと下がって10人での戦いを余儀なくされる。その後も千葉にゴールは生まれず、柏が2-0の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
●2016シーズンJリーグ全クラブ練習試合