平均身長161センチの鈴木家と、181センチの斎藤家が揃い踏み

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 「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖監督最新作「サバイバルファミリー」が2月11日、全国268スクリーンで公開初日を迎え、矢口監督をはじめ主人公の鈴木家を演じた小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな、洗礼されたライバル・斎藤家に扮した時任三郎、藤原紀香、大野拓朗、志尊淳が東京・TOHOシネマズ六本木での舞台挨拶に立った。

 この日は平均身長161センチの鈴木家と、181センチの斎藤家が揃い踏み。小日向は「現場で時任さんたちに会った時、『芸能人だ〜』と思った」と振り返り、「久しぶりに会ったら、この身長差。素晴らしい斎藤家、ちんちくりんな鈴木家!」と不満顔だ。これに矢口監督が「サバイバル術がない鈴木家と、アウトドアなどの基礎がある斎藤家、その違いを出さなきゃと。背の高さはかなり考慮しました」と説明すると、小日向は「こちらはあまりにも連日過酷な撮影ばかりで、正直ムッとしていました。何で斎藤家とこんなに違うのかと。監督の悪意を感じていました(笑)」とクレームをつけていた。

 斎藤家の面々は一様に「イケイケな」を枕詞に挨拶したが、藤原には「イケイケでないエピソード」があったそう。矢口監督は「藤原さんが本当に雨女。来た日に限って雨が降るんですよ。噂によると、海外でも砂漠でも大抵雨を降らせるそうです」と暴露し、「小康状態になった時にカメラを回しているから、斎藤家が出てくると必ず天気が悪いんです。自覚はしていました?」とたたみかけた。

 当の藤原は「気が付かないふりをしていました。でもよく言われます」とほほ笑み、「以前、乾季のケニアでも降ってしまい洪水になりました。野生動物もマサイ族も嬉しがっちゃって、すごかったですよ。雨女って日本では迷惑がられるんですけど、中国では祝福の女だからと言われ心が晴れました」と明かす。矢口監督は「ちょいちょい天然出してくる。今日はスカートを破っちゃったそうで、いまの衣装、縫い跡があるんですよ」と追撃し、その後も雨あられと天然エピソードを暴露された藤原は、「もう言わないで〜!」と顔を伏せて笑っていた。

 最後に、鈴木家の妻として過酷な撮影を乗り越えた深津は、夫役の小日向に対し「公開までの長い道のり、本当にお疲れ様でした。こんなにキュートな63歳はどこにもいません。一生、可愛い人でいてください。ずっと大好きです」と信頼を寄せる。小日向は「いまのひと言で苦労が全部吹っ飛びました」とにやけ、「監督と約束したことがあります。この作品がヒットした場合は『2』があるとのことです」。矢口監督は「その約束は社交辞令です」と取り合わなかったが、それでも「今度は、すごく寒い思いをしてもらおうかな。構想がふつふつとわいています」と意欲を見せていた。