台南市政府提供

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(台北 11日 中央社)11日午前1時12分、台南沖を震源とするマグニチュード5.6の地震があり、台南市で震度6を観測した。内政部(内務省)消防署によると、台南と高雄両市で4人がけがをしたという。中央気象局は、今後2週間程度は余震に注意が必要としている。

地震発生後、台南市は午前1時49分に災害対策本部を設置。頼清徳市長が指揮に当たり、被害状況の把握に努めた。

台南市東区では停電が発生したものの、同45分までに解消した。また、同区内では建物のエレベーター内に人が取り残されたが、救出されている。

また、同1時15分、同1時16分、同3時3分にはそれぞれ余震と思われるマグニチュード4.2、3.9、4.2の地震が発生した。中央気象局の辛在勤局長は、今回地震があった地域について、過去にも同規模の群発地震が起きており、初めてではないと指摘。西部で地震が起きることは少ないとしながらも、「起きないということではない」と語っている。

一方、インターネット上では、昨年2月6日に起きた台湾南部地震の被災状況を写した写真が「台南でまた建物が倒壊した」などのコメントとともに投稿され、拡散される騒ぎとなった。

台南市政府は、古い写真などを使い、誤った情報を故意に拡散した場合、社会秩序維持法に違反する恐れがあるとして注意を呼びかけている。

(震度は台湾基準)

(楊思瑞/編集:齊藤啓介)