上白石萌歌が「魔女の宅急便」のキキに

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 スタジオジブリのアニメ版で広く知られる角野栄子氏の「魔女の宅急便」が新たにミュージカル化され、キキ役を上白石萌歌、トンボ役を阿部顕嵐(ジャニーズJr.)が務めることが明らかになった。

 原作は1982年から2009年にかけて全6巻が発表された児童文学。習わしにのっとり、自立のための修行の旅に出た13歳の魔女キキが、たどり着いた町コリコで、飛ぶことに憧れる少年トンボやパン屋のオソノさんと交流し、少しずつ成長していく。89年にスタジオジブリと宮崎駿監督によりアニメーション映画化されて人気を博し、83〜96年には蜷川幸雄演出のミュージカル版が上演。14年に実写映画化され、16年にはイギリスでも舞台化された。

  「君の名は。」「ちはやふる」などで活躍する上白石萌音の妹で、11年の第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリを受賞して芸能界入りした上白石は、16年に「赤毛のアン」の主演でミュージカルも経験済み。今作で演じることになったキキについて、「独り立ちをする、という意味では今の自分に少し似ているような気がします。わたしも今16歳で、キキと同じように日々悩みながら一歩ずつ大人に近づいていけるように努力しているところです」と共感し、「キキという女の子としっかり向き合って自由におてんばに、そして舞台の上で一緒に成長していけたらいいなと思います!」と意気込んでいる。

 また、トンボ役で共演する阿部は「キキとの恋の行方も、爽やかでキラキラした感じを受け取ってくだされば嬉しいです。不安やプレッシャーもありますが、それ以上に楽しみで仕方がありません」と前向きだ。原作者の角野氏は「上白石萌歌さんは透明感のある歌声でキキのイメージにぴったり。成長していくキキの初々しい姿が今から目に浮かびます。阿部顕嵐さんはスリムでさわやかで、これまたトンボさんが本の中から出てきたみたい」と2人の配役に太鼓判を押している。

 脚本・演出は岸本功喜、作曲は小島良太。6月1〜4日に新国立劇場・中劇場で6回公演、8月31日〜9月3日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで7回公演を予定。