「医者いらず」のアロエには多くの活用法がある

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【あさイチ じゃぱナビ 静岡県下田市】(NHK)2017年2月2日放送
「医者いらず」のアロエを使った化粧水と寿司料理

健康成分を豊富に含み「医者いらず」ともいわれているアロエ。番組では、各地の名産を訪ねるコーナー「じゃぱナビ(JAPA-NAVI)」で、タレントのホラン千秋が「アロエの里」といわれる静岡県下田市を訪問、地元ならではのアロエを使った美肌化粧水や寿司料理などを紹介した。

便秘解消、血圧抑制、抗がん効果...の万能野菜

番組の冒頭、これまでの研究でわかっているアロエの成分とその健康効果をリストアップした。以下のとおりに万能の植物なのだ。

(1)アロイン...............便秘解消、血圧抑制
(2)アロエエモジニン...消化促進
(3)アロエミン............美肌、抗菌作用
(4)アロエウルシン......抗炎症作用
(5)アロエチン............抗カビ・抗菌作用
(6)アロエマンナン......抗がん効果・血行促進
(7)ムコ多糖類............肌の保湿

ホラン千秋が下田市に入ると、街中がアロエだらけだ。生垣がアロエだったり、屋根より高い巨大なアロエが玄関わきに立ったり。この巨木が、木のように育つことから「キダチアロエ」と名づけられた食用でおなじみのアロエ。アロエ生産農家の藤木和弘さんが、庭先に生えているアロエベラの肉厚の葉をもぎ取り、ホラン千秋にかじらせた。口元からねっとりとした液体が垂れた。

ホラン千秋「すごい弾力。ネバネバがトローリとして甘いですね」

地元の女性たちに伝わる「アロエ化粧水」があると聞き、伊豆下田白浜観光協会に行った。民宿の女将さんが8人集まったが、皆さん肌が若々しい。その一人、中田きよみさんが「毎日塗ると、半年くらいでシミがすっかりとれました」と言うと、ホラン千秋は「ほしいです、それ!」。さっそく作り方を教わった。次のようにとても簡単だ。

化粧水はアロエを刻んで麦焼酎に付けるのがコツ

【アロエ化粧水の作り方】
(1)材料:キダチアロエの葉4〜5本(250グラムほど)、麦焼酎720ミリリットル、アロエの成分を溶けやすくするためのグリセリン100ミリリットル、香りづけのためのレモンの皮3個分(お好みで他の果実でも可)。
(2)アロエのトゲをとる。ピーラーを使うととりやすい。
(3)アロエを皮ごと幅5ミリほどに短冊切りにする。
(4)アロエをびんに入れて、レモンの皮も入れる。
(5)グリセリンと麦焼酎を加えて混ぜる。
(6)3〜4週間ほど置けば出来あがる。週に1度はよくかき混ぜる。

ホラン千秋は化粧水を手の甲にピタピタ塗り使ってみた。

ホラン千秋「あ〜、さわやか。これ、いいです。香りがいいし、ちょっとしか塗らなくてもシットリしますね」

続いて女将さんたちから地元に伝わる「アロエ寿司」の作り方を教わった。寿司ダネとして、魚介類の代わりに皮をむいたアロエの中の部分を使う。

【アロエ寿司の作り方 2人分】
(1)材料:キダチアロエ(皮つき)400グラム、お米2合、酢70ミリリットル、砂糖63グラム、塩7グラム、練り梅(中くらい)2個分、カツオの削り節2パック。
(2)アロエのトゲをとる。ピーラーを使うととりやすい。
(3)アロエの両側の皮を切り取り、ゼリー部分だけにする。寿司ダネの切り身だ。
(4)ゼリー部分の切り身を氷水でしめる。
(5)切り身を5センチほどに切り分ける。
(6)握った寿司飯の上に、まずワサビ代わりに練り梅を乗せる。次にアロエの切り身を乗せ、その上にカツオ節を振りかけると出来上がりだ。
(7)練り梅は、梅2つに対してカツオ節を1パックほど。
(8)酢は米2合に対して70ミリリットルが目安。下田ではしっかりとした味付けをする。

作り終った後、ホラン千秋がアロエ寿司をほおばると―。

ホラン千秋「う〜ん、いけます。1回かむとアロエがトロっとしてきて、アロエのみずみずしさとカツオ節の風味、梅の酸味がすごく合って美味しいです!」