ダークウェブの1/5を占めているというFreedom Hosting IIのサーバー。そこに存在していたTorベースのウェブサイトに先日、突如として現れたのが「ハロー、Freedom Hosting II。君たちはハックされました」というメッセージでした。

アノニマスと関連性があるとされるハッカーグループによるこのハッキング、顧客データベースのコピーも公開されておりおよそ38万個のEメールアドレスが流出とのことです。データ流出の記録から、自分のアドレスなどがハッキングの被害にあったかどうか確認できるサイト「Have I Been Pwned?」のTroy Huntはこのデータ流出に関して次のようにツイートを出しています。

「これはかなり重大な流出だ」とコメントをし、以下に続けたツイートで以下のように説明しています。



*Freedom Hosting IIの1万以上のサイトはダークウェブの2割に達する。
*その半分以上は児童ポルノを含んでいる。
*データは現在、トレント・サービスで広く公開されている。
*そこには92万列からなる2.2GBのMySQLファイルが含まれている。
*このMySQLファイルには膨大な顧客データベースのコピーが入っている。
*すべてが違法な取引というわけではない。
*しかし大部分が児童ポルノを含んでいる。


児童ポルノを含む、違法取引関連の顧客データが公に公開されたということで、法的機関がこれを入手していることは確実と予想されます。ここに含まれていたEメールアドレスの約20%ほどは、Have I Been Pwned?が記録している別の流出事件でも公開されてしまったものだったということで、捨てアドレスではない、実際の個人Eメールも多く含まれているのではないか、とのことです。中には政府系職員による.govのアドレスも“何千件も”存在しているそう。

これは大規模検挙につながるかもしれません。

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top image: Minerva Studio/Shutterstock
source: Troy Hunt via TNW, The Verge, Twitter

(塚本 紺)