タムロンからAPS-Cサイズ相当のデジタル一眼レフカメラに対応する超広角ズームレンズが新登場。35mm判換算で16〜37mm相当をカバーする。本モデルは2008年に発売された「SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical[IF](Model B001)」の後継機種で、コンパクトサイズを維持しつつ手ブレ補正機構VCを搭載するなど、基本性能が大幅に向上。キヤノン用とニコン用が用意され、ニコン用は3月2日、キヤノン用は3月23日に発売される予定だ。

↑ルミナスゴールドのブランドリングが印象的な、新SPシリーズ共通の外観デザインを採用。実売予想価格は6万2100円

 

■光学性能
LD(Low Dispersion=異常低分散)レンズ1枚、XLDレンズ1枚、ガラスモールド非球面レンズ1枚、複合非球面レンズ1枚を採用した11群16枚のレンズ構成。広角レンズで目立ちやすい倍率色収差、コマ収差、歪曲収差をはじめとする諸収差をズーム全域で効果的に補正する。

コーティングは、フレアやゴーストを抑制する「BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティング」と、最前面のレンズには撥水性と撥油性にすぐれたフッ素化合物による防汚コートを施している。

 

■新モーターHLDを初搭載
AF駆動には、新開発の「HLD(High/Low torque modulated Drive)」をタムロンレンズで初めて採用。駆動力と安定性に優れ、スムーズなAF制御を実現する。AF撮影時でもフォーカススイッチを切り替えることなくMFによるピント調整ができるフルタイムマニュアル機構も搭載。

 

■そのほかの進化
手ブレ補正機構VCや新モーターHLDなどを搭載しつつも、部品の配置を最適化した省スペース設計によりコンパクトサイズを維持。長さは従来機種よりも短縮されている。レンズ内部に水滴が浸入しにくい簡易防滴構造。キヤノン用・ニコン用とも電磁絞り方式を採用している。

 

■アクセサリー
「TAP-in Console」を使用することで、ファームアップや各種設定のカスタマイズが可能。

 

■主な仕様
●モデル名 Model B023 ●マウント キヤノン用、ニコン用 ●焦点距離 10〜24mm(35mm判換算 16〜37mm相当) ●レンズ構成 11群16枚 ●画角(対角) 108°44’〜60°2’(APS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ使用時) ●絞り羽根枚数 7枚 (円形絞り) ●開放絞り F3.5〜4.5 ●最小絞り F22〜29 ●最短撮影距離 0.24m ●最大撮影倍率 1:5.3 ●フィルター径 φ77mm ●サイズ(最大径×長さ) φ83.6×84.6mm(キヤノン用)/83.6×82.1mm(ニコン用) ●質量 440g(キヤノン用、ニコン用) ●付属品 花型フード、レンズキャップ