ダブル主演の田中俊介と淵上泰史 (C)2017「ダブルミンツ」製作委員会

写真拡大

 「同級生」などの作品で熱狂的なファンを持つ中村明日美子氏のダークボーイズラブコミックを実写映画化する「ダブルミンツ」が、一般から資金調達を募るクラウドファンディングのプラットフォームMotionGalleryで、映画の拡大公開と映画祭出品のための支援を募ったところ(http://eiga.com/official/motion-gallery/)、2月8日の開始から1日で目標金額の250万円を突破した。

 映画は、2007〜08年に雑誌「メロメロ」で連載された同名コミックを原作に、同じ読み方の名前を持つ、過去に囚われた男とチンピラとして刹那的に生きる不器用な2人の男の愛憎に満ちた関係を描くサスペンス。「グレイトフルデッド」や「下衆の愛」で国内外の映画祭にて高い評価を得た内田英治が脚本を手がけ、メガホンをとった。

 主演は、「僕だけがいない街」「ミュージアム」など話題作への出演が続く淵上泰史と、人気グループ「BOYS AND MEN」の田中俊介。他に須賀健太、川籠石駿平、冨手麻妙が共演し、高橋和也、小木茂光が脇を固めている。

 クラウドファンディング開始の8日夜には、内田監督が手がけたオリジナルショートムービー「シェアハウス」の完成披露イベントが開催された。同作にも出演した田中、内田監督らが登壇し、「ダブルミンツ」支援者への特典などについて詳細を説明した。1年以上前から役作りに取り組んだという田中は「今まで演じたことがない役で、ボーイズラブの世界が描かれる2人の男の関係性をすんなり受け入れられなかったが、見方によっては純愛の物語。多くの人に見て欲しい」とし、減量するなど役へのストイックな田中の姿勢を内田監督は称賛した。初夏、シネ・リーブル池袋ほかで公開予定で、目標金額を早くも達成したことで拡大公開に弾みがついた。

 なお「シェアハウス」は、国籍や人間性の違いが巻き起こす文化摩擦を描いた群像劇。田中の他に、あの(ゆるめるモ!)、玉田真也、平田理奈、矢部太郎、品川祐らが出演している。イベントでは、4月にスタート予定の新しいマイクロシアタープラットフォーム「popcorn」を利用して上映された。DVDは2月15日に発売される。