NTTドコモは10日、法人企業向けクラウド型サービスパッケージ「ビジネスプラス」に、介護事業者向け支援サービス「HOPE LifeMark-WINCARE for docomo」を加え、13日より販売開始すると発表した。2013年9月より提供を開始した「ビジネスプラス」は、現在では提供サービスを80種類に拡大し、7600社・65万IDが利用している。

 新サービスは、富士通と介護分野における業務提携を行い、富士通が提供する介護事業者向け支援システム「HOPE LifeMark-WINCARE Cloud」を、中堅・中小企業の介護事業者が導入しやすいよう、既存の機能から予め必要な機能やプランに絞ることで低価格に抑えて提供するもの。

 利用者は用途に合わせ、事業所内で行う「パソコン業務」や、訪問先でタブレットを活用して行う「モバイル業務」を選択できる。パソコン業務では、毎月の会計・請求業務、介護情報の記録・管理等の業務等が行え、モバイル業務では、専用のアプリをインストールしたタブレットを利用し、訪問先で介護サービス利用者の容態を他の職員にリアルタイムに共有することなどが可能だ。介護の業態に合わせ、「居宅介護支援」、「訪問看護」、「訪問介護」および「通所介護」などの種別も選択可能。基幹システムと連携させれば、訪問先から介護記録や健康保険証更新時の利用者情報編集等の業務を事業所へ戻ることなく行うことができるようになる。

 導入企業は、職員間の情報共有や連携・業務効率化による介護サービスの質向上のほか、職員の稼働削減による残業時間の減少等の効果が期待できるという。ドコモでは今後、「ビジネスプラス」に中堅・中小企業を対象としたサービスを充実することで、利用者の拡大を目指す方針。