NYのレストランでレシートに面白い一文が(出典:https://twitter.com/MaryEmilyOHara)

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ニューヨークで成功した移民系シェフが調理する、世界のグルメなレストランで舌鼓を打ってきたはずのドナルド・トランプ大統領。彼が示すそれは厳しい移民対策に、ニューヨークのレストラン経営者たちは困惑と苛立ちを隠さない。あるレストランで、客に発行するレシートに面白い文章が印字されるようになったことを『bravotv.com』などが伝えている。

ニューヨーク市のブルックリン区に2011年にオープンしたレストラン「キウィアーナ(Kiwiana)」。オーナーのマーク・シモンズ氏はニュージーランドからの移民で、Bravo TVが放った若手シェフの料理対決番組『Top Chef:Chicago/Season 4』に出演して有名になった。そんな彼のレストランで雇われている従業員はロシア、中国、グアテマラ、ドミニカ、プエルトリコなどの出身で、互いの異なる文化を尊重し合いながら仲良く働いている。彼らを家族とみなし、アメリカでの成功を応援することも「キウィアーナ」の使命であるようだ。

そんなシモンズ氏は、ドナルド・トランプ大統領による移民入国禁止、制限の方針に大反対。「あなた方の食べる物を調理し、給仕してきたのは私たち移民。移民が大きな役を果たしながらアメリカをグレートな国にしてきたことを忘れたのか」と苛立ちを露わにしており、最後にこんな文言をプリントしたレシートを客に発行することにした。

“Immigrants make America great(they also cooked your food and served you today)”

これに気づいたのはジャーナリストであるメアリー・エミリー・オハラさんという女性客。彼女がレシートの写真を撮影してSNSに投稿し、話題は今なお拡散中だ。金額を確認する、あるいはキャンペーンなどを知るためにもレシートを見ることはやはり大事。しかし稀にはそこに不愉快な記載を発見することがあるようだ。シンガポールのブキット・メラにある『ピザハット』では、注文客の外見的特徴をレシートに簡単に記すことで受け渡しのミスを防いでいたが、客のAli Siさんが受け取ったレシートには“Pink Fat Lady (ピンクの服を着た太った女性)”とあった。彼女がSNSに激しい怒りをぶつけたことは言うまでもない。

ちなみにニューヨークのスタテン島では、「世界のおふくろの味」を売り物にする多国籍レストラン『エノテカ・マリア(Enoteca Maria)』が話題であるもよう。外食続きのニューヨーカーにも温かみのある郷土料理、伝統的家庭料理を、としてイタリア、チェコ、パレスチナ、アルジェリアほか海外約30の土地からニューヨークに移り住んだ現役の“おばあちゃん”たちが料理の腕を振るっているそうだ。

出典:https://twitter.com/MaryEmilyOHara
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)