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人間には「Schadenfreude(シャーデンフロイデ)」と呼ばれる、他人の不幸を喜ぶ気持ちがあると言われています。アメリカのノースカロライナにある「トラック殺しの高架」がトラックを破壊する様子を記録し続けるムービーは、シャーデンフロイデを生み出す格好の素材になっているようです。

Big Truck + Low Bridge = Satisfying Schadenfreude - YouTube

アメリカ・ノースカロライナ州にある町ダーラム。



とあるストリートに入ると、「11フィート8インチ(約3.6メートル)の高さ制限」という桁下制限を示す標識が現れます。



右にも左にも現れる標識。



これらの標識は、この「トラック殺しの高架」を警告するものです。



桁下制限の標識だけでなく、「高さ制限を超える車両は迂回するように」と促す警告灯もあります。



しかし、これらのものものしい警告表示にもかかわらず、大きなトレーラーがトラック殺しの高架にやってきました。



高架をくぐろうとすると、荷台部分が高架にヒットしてあえなく破壊されてしまいました。



このトラック殺しの高架を見守り続けているジャージェン・ヘン氏。



「11フィート8インチ」の標識がデザインされたTシャツを愛用。



さらに、「11foot8.com」というウェブサイトまで運営しています。



11foot8.comでは、トラック殺しの高架の餌食になった映像を集めて公開しているとのこと。



ヘン氏は8年前に会社の壁にカメラを取り付けました。



当初の目的は、貨物列車が通る高架下の交通状態を記録することだったとのこと。



しかし、カメラ設置からしばらくすると、トラック殺しの高架の餌食になったトラックを撮影に成功しました。



ヘン氏がトラック殺しの高架がトラックを削り取るムービーを動画サイトにアップロードすると……



ムービーはあっという間に1000万再生を突破。



これをきっかけに、トラック殺しの高架がトラックを削り続けるムービーや写真を11foot8.comで公開するようになったそうです。



なお、サイトは非常にアクセス数が多く、「他人の不幸を喜ぶ人間が多いんだろう」とヘン氏は分析しています。



11foot8.comでは「お土産」の販売も行っています。



トラック殺しの高架がトラックを仕留めると、荷台のアルミパーツが周辺に飛び散ります。



トラックの衝突事故で飛び散った部品は、独特の美しさがあるようで買い求める人がいるそうです。ヘン氏は事故が起こった日付を書き添えて、商品を送っている模様。



「ベルリンの壁みたいなもんさ」



トラック殺しの高架について聞かれたヘン氏は、「警告はされているだろ。その警告を見て、どうするかを決めるのはドライバーだよ」と述べています。



「高架が危険だ」という意見に対しては、貨物列車の走路を改善するには莫大な費用がかかるため、仕方がないと言うヘン氏。



「もちろん事故が起こって悲しむ人を見たくはないよ。事故を記録して公開することで、良い解決策が生まれるかもしれない」と述べています。