130人の妻と203人の子を持つ93歳の男性が他界(出典:http://www.dailymail.co.uk)

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先月28日に、ナイジェリアで130人の妻を持つ93歳の男性が亡くなった。世の男性陣からすると何とも羨ましい一生を送ったように見えるが、この男性は生前イスラム教の伝道師をしており「“神からの使命”で結婚し続けている」と語っていたという。

ナイジェリアの中部ニジェール州で93歳のモハメド・ベロ・アブバカルさんという男性が130人の妻と203人の子供を残して病のためにこの世を去った。病名は明かされていないものの、モハメドさんの死が注目を浴びているのは、圧倒的な妻の多さにあった。

中には自分の子供より幼い妻もいるうえ、何人かは妊娠しているとのことだ。すでに203人の子供がいるが、今後生まれてくる子を含めるとその数はさらに増えると見られている。

イスラム教の伝道師だったモハメドさんは2008年に他の聖職者達から、イスラム法的制度の一夫多妻制では妻は4人までしか持つことは出来ないと指摘を受けた。当時すでに86人の妻がいたモハメドさんは、82人の妻と48時間以内に離婚しなければ死刑になると宣告された。

これに対してモハメドさんは「私は神の使命により結婚し続けている」と語り、何人かの妻もモハメドさんは良き夫で子供にとっても良き父親だということを主張した。また、一部のイスラム聖職者からも「彼は大勢の妻をコントロールできる力を神から与えられた」と話しており、モハメドさんは死刑を免れた。

当時の報道では、ほとんどの妻がなんらかの病のためにモハメドさんの癒しの力を求めてやって来たと伝えられている。中には「彼に会ったとたん頭痛が消えた」と話す妻もいる。

驚くことに、これだけ多人数の家族の生活を維持しなければならないのにもかかわらず、妻達は仕事をしていなかった。1回の食事で36キロの米を炊いており、一日の食費が最高で915ドル(約10万円)かかることもあったという。だがモハメドさんは生活資金をどのように賄っているのか明かそうとはせず、「それが神からの全てです」としか語らなかった。

しかし一人の妻によると、モハメドさんは時々自分の子供達に200ナイラ(約70円)の物乞いをさせていたとのことだ。一人が得る金額は決して大きくはないが子供達が総出で集めることにより、およそ40,600ナイラ(約14,400円)になったという。

また妻のほとんどは粗末な家に住み、その他の妻はモハメドさんと同じ家で暮らしている。それでも彼女達は幸せを感じており、妻の一人であるベリョさんは「私は今この世で最も幸せな女性です」と明かしている。

モハメドさんは亡くなった翌日に妻たちが見守る中、ナイジェリアの地に埋葬された。しかし同じように一夫多妻制を容認している南アフリカでは、亡き夫の埋葬時に妻達が大争いをして裁判沙汰になったケースもある。そのような状況と比べると、モハメドさんは妻達に大きな争い事をさせるもなく幸せにしてきたと言えるのではないだろうか。

出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)