白いバンダナを身につけて、不安を分けあう。やさしさがファッション界に広がっている #NYFW

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何もせずにはいられなかった。

そんな気持ちが痛いほど伝わってくるのは、2月9日から始まったニューヨークコレクションのいたるところで見られた「#TiedTogether」ムーヴメント。

白いバンダナを身につけて団結する

発起人は、イギリスのファッションWebメディア『The Business of Fashion』の編集長であるImran Amed(イムラン・アメド)。

紛争、難民問題、テロ事件、差別など、世界中が混乱しているいま、白いバンダナを身につけて連帯と結束を深めよう、と呼びかけたのです。

コレクション会場には、イムランの呼びかけに賛同して、白いバンダナを身につけたファッショニスタがいっぱい。

「THAKOON(タクーン)」のデザイナーであるThakoon Panichgul(タクーン・パニクガル)もムーブメントに参加しています。

また、「TOMMY HILFIGER(トミー・ヒルフィガー)」や「TADASHI SHOJI(タダシ・ショージ)」のショーでも、モデルたちの腕には白いバンダナが巻かれていました。

イムランは、公式ホームページでこう語っています。

「#TiedTogether」は政治的声明ではなく、世界中で、混乱と恐怖を味わっている人々を支えるためのポジティヴな運動です。

社会に対する不平・不満を訴えるのではなく、「あなたの味方だよ」と心に寄り添う。

そんなやさしさと温かさが、ファッション界に広がっています。

[FASHIONISTA, #TIEDTOGETHER, The Business of Fashion]

写真/gettyimages 文/グリッティ編集部・近藤うらら

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