私たちを老化させる原因は「酸化」。つまり体のサビと理解している人は多いですよね。そのために抗酸化作用の高い栄養素を摂取し、酸化を促進させる過剰な日焼けやストレスなどを避けるのも正解。でも老化は酸化だけが原因ではないのです。老化を促進させる要素には「酸化」に加え、「糖化」と「炎症」があります。ここでは「酸化」「糖化」「炎症」について基礎知識をまとめました。

「糖化」は主に食事が原因で起こる

「酸化」は加齢でも起こりますので避けることができません。過度な紫外線、過度な運動、ストレス、喫煙などで体内には余計な活性酸素が生じ、その活性酸素が細胞を傷つけ酸化させます。活性酸素は日頃は体内で免疫に関わる必要かつ有効な存在ですが、増えすぎると細胞を傷つけたり錆びさせたりして老化を促進させます。

一方「糖化」は食事から摂取した糖分がたんぱく質と結びつき血管内で焦げを生じさせる現象です。食後の血糖値が150mg/dhを超えるとAGEsという焦げが生成され一度できた AGEsは除去できないと言われています。つまり、糖化は対策には「糖の摂り方」を考えることが重要で、活性酸素対策とは別物になります。

「炎症」と「酸化」は比例関係に

老化を促進させる原因の「炎症」は体内に入ってきた異物を除去する働きで、くしゃみや咳、発熱、腫れといった症状も炎症反応になります。ただし、体内の炎症レベルが高い人は酸化レベルも高いことがわかっていて、花粉症などのアレエルギーがある人や、風邪をひきやすい人などの方が老化速度も速いと言われているのです。

「酸化」「糖化」「炎症」を抑える食材は共通している

老化を促進させる3大要因である「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させるための「食材」は実は共通しています。どのような食事かといえば「オメガ3脂肪酸」「色の濃い葉野菜」「全粒粉などの未精製のもの」です。「オメガ3脂肪酸」はいわしやサバなどの魚に含まれる油として知られるほか、昨年大流行したアマニ油、シソ油なども「オメガ3脂肪酸」が豊富な油として知られていて、「オメガ3脂肪酸」は炎症を抑制する働きが認められています。

「色の濃い葉野菜」は「酸化」を抑制する抗酸化物質(ファイトケミカルやポリフェノール)が豊富に含まれているほか、炎症を起こす物質である「サイトカイン」を抑制するビタミン類を豊富に含みます。そして「全粒粉などの未精製のもの」は「糖化を促進させる血糖値の上昇を緩やかにする食べ物であるだけでなく、ビタミン類も豊富であるため「炎症」の抑制にも良い食品なのです。

本気でエイジングケアしたいのであれば、普段口にする食べ物に注意を払うことを怠ってはなりません。見た目が若い人に健康体な人が多いのは、体内の「酸化」「糖化」「炎症」のレベルが低いからで、それはその人たちの食べている食品のおかげであると言えそうです。


writer:サプリ編集部