茶色の母犬からミント色の仔犬が誕生(出典;http://metro.co.uk)

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生き物にごく稀に起こる突然変異だが、このほどイギリスでチョコレート色の母犬からミント色の仔犬が生まれて話題になっている。ちょっと風変わりな緑色のラブラドール犬の赤ちゃんを英紙『Metro』が伝えた。

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1月26日、英ランカシャー州チョーリーに住むエレイン・クーパーさん(56歳)と夫マークさん(46歳)の飼っている2歳のメス犬ミリーが5匹の仔犬を産んだ。

ミリーは茶色のラブラドール犬であり、仔犬のうち4匹はオスでゴールデン色だったが、1匹のメスは緑色だったためにエレインさんとマークさんはビックリしたという。

その時のことを「最初はショックでしたけど、なんだか笑えました」とエレインさんは明かすが、夫妻によるとその仔犬は胎盤に包まれて母犬から出て来た時は黒っぽい色をしていたそうだ。だが母犬が胎盤を舐めると、そこから出てきたのは緑色の仔犬だったのだ。

しかしなぜ、緑色だったのか。これは胎盤に存在する「ビリベルジン」という緑色の物質に過度に晒されたことが理由とのこと。実はこういったケースは過去にも例があり、エレインさんが調べたところ2012年に同州クレイトン・ル・ムーアズで、そしてスペインでもラブラドール犬が緑色の仔犬を産んだという前例があることが分かった。今回の緑色の仔犬は「世界で3番目になるのでは」とエレインさんは推測する。

この仔犬は映画『シュレック』のフィオナ姫にちなんで「フィフィ」と名付けられた。生まれた時ははっきりした緑色だったものの、時間が経つとともにその色は薄れてきたそうだ。夫妻は仔犬たちがもう少し成長したら売りに出す予定と話している。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)