林務局羅東林区管理処提供

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(台北 10日 中央社)中央気象局によると、今季初の寒波の影響で9日夜から10日朝にかけて、台湾全土の平地にある観測点18カ所で今季一番の寒さを記録した。北部・新北市淡水では、9日午後9時過ぎに6.7度を観測し、台湾全土の平地における今季最低気温を更新した。

台湾は9日から寒波に覆われており、全土で気温が低下。9日朝から10日朝にかけて台北市で約10度、沿岸部では8〜9度まで下がった。北東部・宜蘭県の太平山国家森林遊楽区(海抜約1900メートル)では9日夜から、空気中の水蒸気などが樹木の表面に凍りつく「霧氷」が見られ、一面は幻想的な景色に包まれた。雪は降っていないという。

気象局によると、寒波の影響は13日朝まで続く見込み。10日日中は北部で13〜14度、中部で17〜18度、南部で18〜21度まで気温が上昇するものの、夜には再び冷え込み、11日朝にかけて北部で9〜10度、中部で10〜11度、南部で12〜14度まで下がるとみられている。気象局は、高齢者や心血管疾患を抱える人は特に防寒対策を心掛けるよう注意を喚起した。各県市の消防局の統計によれば、台湾各地では9日から10日朝にかけて、寒波が原因とみられる死者も出ている。

(陳葦庭/編集:名切千絵)