10日、韓国メディアによると、米ジョージア州アトランタへの慰安婦少女像設置の動きが本格化する見通しだ。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はアトランタ。

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2017年2月10日、韓国・聯合ニュースによると、米ジョージア州アトランタへの慰安婦少女像設置の動きが本格化する見通しだ。

「アトランタ少女像建立委員会」のキム・ベクギュ委員長は9日(現地時間)に記者会見を行い、「日本軍の慰安婦被害者らを象徴する慰安婦少女像の設置作業を本格化させる」と発表した。キム委員長は聯合ニュースとのインタビューで、「敏感な問題である慰安婦像の設置作業をこれまでは非公開で推進してきた」と明らかにした。慰安婦像は公民権・人権センターに設置される予定で、4月27日までに除幕式が行われるという。

慰安婦像の設置はキム委員長とアトランタに住む韓国人らが中心となって3年前から推進されてきた。昨年夏から公民権・人権センターと協議を重ね、ようやく実現することになったという。

米国に慰安婦像が設置されるのはカリフォルニア州グレンデール市の公園とミシガン州サウスフィールドの韓人文化会館に続いて3番目となる。大都市に設置されるのは今回が初めて。公民権・人権センターは慰安婦像の設置について「アトランタが黒人の公民権運動の発祥地という点で意味がある」とし、積極的な姿勢を見せたという。

一方、今回の計画が公になったことで、日本政府や一部の日本人団体からの反対の声が強まることが懸念されている。昨年8月にはある日本人団体がグレンデール市にある慰安婦像の撤去を求める訴訟を起こし、その後敗訴判決を受けた。当時、連邦高裁は「慰安婦像は連邦政府の外交権を侵害しない表現の自由」と判断した。15年にはカリフォルニア州フラトン市で韓国人らが慰安婦像の設置計画を進めていたが、日本側の妨害により計画は見送られることになった。

日本と韓国は現在、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置されたことをめぐり政府同士の激しい対立が続いている。そのため、この記事には韓国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、「いいぞ。その調子で慰安婦像を全国各地に設置し続け、日本の蛮行を知らせよう」「このようなニュースがもっと増えてほしい」「真の愛国者だ」「政府ができないことを国民が代わりに…。ご苦労さまです」「慰安婦像が東京に設置される日まで頑張ろう」など、設置に賛成する声が目立った。

一方、韓国では最近、釜山の慰安婦像周辺に「日本を許そう」「反日感情をあおるのはもうやめよう」などのポスターが貼られるなど、慰安婦像の撤去を要求する動きも見られている。この記事にも「ほどほどにしよう。なぜ関係のない国に設置する?」「慰安婦の歴史を自慢しているのか?慰安婦像を設置しても韓国に利点はない」「恥ずかしいし、日本人に申し訳ない」など、設置に反対する声も寄せられた。(翻訳・編集/堂本)