まず、コスモポリタン アメリカ版に紹介されたこの動画CMを、何の先入観も前情報もなしに観てほしい。

誰もが少なからずも体験する、学校での甘酸っぱい片思い。そんなストーリーをどきどきしながら見守っていたら…最後にとんだどんでん返しが。感情移入の度合いが激しいほど、ショックも大きいはず。

内容を解説すると、主人公の男子生徒イヴァンが図書室のデスクに「退屈だ」という落書きをする。すると後日、その下に「『退屈』さん、はじめまして」という落書きを発見。それを皮切りに、その見知らぬ相手と落書きを通じたメッセージ交換が始まる。その相手が誰か、気になってしょうがない主人公。ある日、図書館に向かうものの、運が悪いことに夏休みで閉館になってしまう。ところが偶然、相手が判明し、挨拶することに。2人が会話を始めた次の瞬間、彼らがいた体育館のドアが開き…

…1人の男子生徒が乱射を始める。

そのすぐ後に表示される字幕の内容がこちら。

「あなたがイヴァンを目で追っていたとき、別の生徒が乱射事件を計画する様子が随所に散りばめられていました。ところが、気づく人は誰もいません。あなたがその前兆を見極めることさえできれば、銃犯罪は防止可能です。<サンディフック・プロミス>でその前兆を知ってください。銃犯罪が発生する前に予防を」

サンディフック・プロミス基金の共同創始者兼ディレクターであるニコル・ホックリーさんは、2012年12月、当時小学1年生だった息子のディランくんをサンディフック小学校銃乱射事件で亡くすという辛い過去を持つ。彼女は<Ad Week>に対して、「銃犯罪を防止するために何に注意を向けるべきか分からない、または何かが視界に入っていても認識できない場合、前兆を見逃したり、その重要性を無視したりしがちです。そんな姿勢こそが悲劇的な結果をもたらすのです」と語っている。

「若者や大人に、銃犯罪から自分たちのコミュニティを守ることは不可能ではないということを知ってもらうことは私たちにとって重要です。前兆を見極めることができれば、銃犯罪は防止できます。誰もがそれを阻止し、助けを得ることができ、命を救うことにつながるのです」

サンディ・フック・プロミスによると、学校で乱射事件を引き起こす犯人の80%、そして自殺をする人の70%は計画を実行する前に他人にその内容を告げたものの、誰1人として介入しなかったというデータがあるという。

この動画を見ることで、誰かと話し合い、誰かを救うきっかけになることを願わずにいられない。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions

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