9日、米華字ニュースサイト多維新聞は、9〜13日に予定されている安倍晋三首相の訪米について、「日本メディアはトランプ米大統領が中国に接近することを懸念している」と伝えた。資料写真。

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2017年2月9日、米華字ニュースサイト多維新聞は、9〜13日に予定されている安倍晋三首相の訪米について、「日本メディアはトランプ米大統領が中国に接近することを懸念している」と伝えた。

安倍首相はフロリダ州パームビーチで10、11日、トランプ氏夫妻との夕食会に出席する。11日もゴルフのほか、朝食や昼食をともにするとみられ、異例の厚遇を受ける見通しだ。安倍首相は昨年11月にもトランプ氏と会談。「人の意見を聞く指導者だ」と確信したとみられる。トランプ氏も安倍首相と大統領専用機「エアフォースワン」に乗ると表明するなど、厚遇ぶりが際立つ。日本メディアは「各国首脳とトランプ氏の会談不調が続く中、外交に寂しさを感じ、安倍首相を手厚くもてなしているのではないか」と伝えている。

トランプ新政権発足以降、日本が最も懸念するのは日米軍事同盟、経済貿易関係だ。トランプ氏は対米輸出の多さでトヨタ自動車などを批判。マティス国防長官はこのほど来日し、米軍の駐留費負担をめぐり日本を持ち上げ、北朝鮮と中国をけん制した。今回の首脳会談も米国との軍事同盟、中国や北朝鮮への対応が焦点になるだろう。

一方、日本のジャーナリストはトランプ氏の中国政策に疑念を提示。「今は中国に対して厳しい姿勢だが、ほどなく中国に接近する可能性がある。キッシンジャー元米国務長官が習近平(シー・ジンピン)国家主席とトランプ氏の仲をとりもっている。トランプ氏は経済的な利益を重視している」と予測している。(翻訳・編集/大宮)