ダイムラー・ベンツとスウォッチによるsmartの登場は、1990年代のまだまだ遊び心が許された背景があったと思われます。日本では80年代から90年代にかけてパイクカーと呼ばれるBe-1やパオ、フィガロ、そしていまも現役で見かけるラシーンといったモデルを日産がリリース。トヨタは2000年代に入ってからWILLシリーズを投入しています。

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一方のsmartは都市部のシティコミューターとして市販化され、スウォッチが撤退後は、4ドア版のフォーフォーを三菱コルトベースとして発売するなどの経緯を受けて、現行型はルノー トゥインゴとの兄弟車的なモデルに。

世界累計200万台超、日本でも約3万5000台を売ってきたというsmart。2017年3月31日までの期間限定で発売されているスマート フォーツーの「smart cabrio macchiato(スマート カブリオ マキアート)」、「smart cabrio espresso(スマート カブリオ エスプレッソ)」は、その名のとおりカブリオレをベースにコーヒー色のカラーコーディネイトが施されたモデルです。

特徴はソフトトップにシックなベージュが採用されている点で、ボディカラーに人気のクリスタルホワイト、ディープブラックの2色を設定。また、トリディオンセーフティセルと、フロントグリルはそれぞれボディ同色となっています。

一方のインテリアは、シートヒーターを搭載した本革シート、コクピットクロック&レブカウンター、クルーズコントロール、車速感応式ワイパー、オートエアコンなどの充実装備が光ります。

「smart cabrio macchiato」、「smart cabrio espresso」の価格は255万円。スマートの限定車らしい強気な価格設定ですが、ファッショナブルな2シーターカブリオは街中で目立つには「うってつけ」といえそうです。

(塚田勝弘)

スマート フォーツー カブリオに255万円の「マキアート」と「エスプレッソ」を期間限定で設定(http://clicccar.com/2017/02/10/443819/)