気温が下がってくるのと同時に体も冷えてしまう…。特に手足が冷たくなると、全身が凍えたように感じ、夜寝るのも辛いですよね。そんなときは体を温める食事をして、カイロで温めたり。入浴して体を温めるのもひとつの方法ですが、お風呂に入る準備が面倒なときもあります。そんなときに気軽に体を温める方法として、おすすめしたいのが足湯です。

手足が冷えるのはなぜ?

手や足など、体の末端ほど冷えやすくなるもの。それは血液の流れと関係があります。心臓から送り出された血液は全身を巡りますが、心臓から遠くなるほど、血液の流れに勢いがなくなっていきます。だから手足は血流が悪くなりやすく、それが冷えとなってあらわれるのです。ところで足は冷えだけでなく、むくみやすい場所でもあります。流れてきた血液が、重力に逆らって上半身に戻るのには力を要します。そのため足は血液がとどこおりやすいうえに、老廃物もたまりやすいのです。

足湯がもたらす効果とは?

足は第二の心臓と言われています。なぜなら心臓が送り出した血液を、足の筋肉がポンプの役目を果たし血液を送り返すからです。しかし足のポンプ機能が低下して血流が悪くなると、冷えやむくみが起こっていまいます。足の血行不良を改善するには温めるのが効果的、そこで簡単にできる足湯がおすすめです。足を温めて血流を良くすると、足の冷えやむくみが解消されるだけでなく、体全体の体温を上昇させ免疫力がアップするなどの効果も期待できます。

また足には多くのツボが集まっている場所でもあり、これらを温めて刺激することで、新陳代謝を良くする効果もあります。さらには足を温めると副交感神経の働きを促し、体の興奮を鎮めて落ち着かせる作用もあるのです。

足湯でリラックスしてぐっすり快眠

足湯のメリットといえばいつでも気軽に、服を着たままできることです。また足湯でポカポカな気分にひたりながら本を読んだり、お茶を飲んだりして、2倍に楽しめるのも足湯の嬉しいところなんです。そんな足湯の方法をご紹介しましょう。

●1,深めの容器を用意します。少なくとも足はくるぶしの上くらいまでお湯に浸かることのできるものが良いですが、全身温めたいなら、ひざ下までの専用の容器を用意するとより効果的です。また足浴中に太ももや上半身が冷えないよう、ひざ掛けや肩掛けなどをすると良いでしょう。

●2,容器に少し熱めの40度ほどのお湯を入れ、できればバスソルトやエッセンシャルおいるなどお気に入りの香りや入浴剤も楽しむと良いでしょう。

●3,10分から20分ほど足をお湯につけます。途中温度が下がってくるので、近くにポットにお湯を用意しておき、随時差し湯をするのがポイントです。

●4,タオルで足をしっかり拭いて、冷えないようにすぐに靴下を履きましょう。足を拭くときは指の1本1本をしっかりふき取るのもコツです。

20分ほど浸かっていると全身が温まってくるうえに、足湯の癒し効果で、体の緊張が気持ち良くほぐされるのが実感できるでしょう。寝る前に足湯をおこなうとぐっすり眠れますよ。ある女優さんは、ひざ下までの足浴を熱めのお湯で行うことで、頭皮からも汗ばむとTVで話していました。ぜひ試してみて下さい。


writer:Akina