NTTドコモの吉澤和弘・代表取締役社長(右)とDAZNのジェームズ・ラシュトンCEO(2017年2月8日撮影)

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NTTドコモとPerform Investment Japanは2017年2月8日、スポーツ動画の配信サービス「DAZN for docomo」を15日に開始すると発表した。NTTドコモは動画大手「DAZN」と提携し、スマホなどに向けた動画配信サービスに参入する。

DAZNのCEO「1570円も非常に魅力的だ」

「DAZN for docomo」では、リアルタイムで動画を配信するサービス「DAZN」で国内外のスポーツの生中継を見られる上、見逃した試合も後で見られる。ドコモの利用者は月額980円で、ドコモ以外の利用者は月額1750円。ドコモの動画配信サービス「dTV」と合わせて利用すると、毎月の料金の合計額から200円が割引される。ドコモの利用者であれば、月額1280円で「DAZN for docomo」と「dTV」の両方を楽しめる。

DAZNは16年6月、V・プレミアリーグ全試合とV・チャレンジリーグの一部試合の動画配信について、Vリーグ機構と5年間のパートナー契約を結んだ。7月にはJリーグの動画配信を含めた有料放映権について、Jリーグと10年総額2100億円の大型契約を締結した。

「DAZN for docomo」で視聴できるのは、DAZNが提供するサッカー(Jリーグのリーグ戦全試合、ブンデスリーガ全試合、セリエAなど)、野球(広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズ、MLBなど)、バレーボール(Vリーグ)、モータースポーツ(F1など)などの130以上、年間6000試合のスポーツ映像だ。スマホやタブレット、パソコンはもちろん、テレビでも視聴できる。

DAZNのジェームズ・ラシュトンCEOは

「世界的にみると大体、OTTサービスとしては9. 99ドルくらいから14.97ドルくらいのレンジなので、980円の『DAZN for docomo』はその中でも非常に低いといえる。15ドルなので、DAZNのみの価格1570円も非常に魅力的だ。ヨーロッパでDAZNが展開しているドイツ、スイス、オーストリアだと、9.99ユーロで提供している。大体1300〜1400円くらいだと思う」

と話し、「DAZN for docomo」の価値をアピールした。

実業家の堀江貴文氏は9日、「DAZN for docomo」の影響を危惧し、ツイッターで

「ダゾーンは日本からサービス開始ですからね。しかしスカパーはその影で既に10万人も契約者が減っている様子」

と指摘した。