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バイオリニストの五嶋龍が9日、東京・初台の東京オペラシティで行われたテレビ朝日系音楽番組『題名のない音楽会』(毎週日曜9:00〜9:30)の収録で、3月26日の放送で同番組の司会を卒業することを発表した。後任は、俳優の石丸幹二が務める。

冒頭、五嶋が「ここで皆さまにお伝えしたいことがあります。このたび3月末で、僕はこの番組を卒業します」と発表すると、場内からはどよめきが。続けて、「この番組で出会えた素晴らしい演奏家の皆さんに感銘を受け、音楽活動の発展していく上で、拠点とするニューヨークと日本を行き来しながら司会をまっとうすることが難しくなりました」と、卒業の理由を説明した。

その上で、「2,500回を迎えるこの歴史ある番組に携われたことは大変光栄です。そしてこれまでご覧いただいた皆さん、そして関係者の皆さん、大変感謝しています。今後、音楽活動を一層頑張っていきたいと思います」と、さらなる飛躍を誓った。

五嶋は、2015年10月から1年半にわたって司会を担当。東京藝術大学音楽学部を卒業した経歴を持つ後任の石丸は、同番組にこれまでゲストとして複数回出演し、ミュージカルナンバーの歌唱やサックスの演奏を披露してきた。「私ならではのどんな"色"を番組に添えることができるのか、期待しつつ待ち望みたいと思います」とコメントしている。

番組側は、石丸がNHKニューイヤーオペラコンサートの司会を3年連続で務めるなど、トークの実力を発揮していることも踏まえ、起用を決定。

鬼久保美帆プロデューサーは、五嶋に対して「毎回収録のためにニューヨークからお越しいただくという大変なスケジュールの中、ゲーム音楽やアニメ音楽といった今まで演奏経験のないジャンルにも果敢に挑戦いただき、ご尽力いただいたことを心より感謝いたします」と述べ、石丸には「ご自身の言葉に裏打ちされた言葉で、より多くの方に興味を持っていただく案内人としてご活躍いただくことを期待しております」としている。

同番組は、1964年8月に放送開始。初代司会は黛敏郎、2代目は武田鉄矢、3代目は羽田健太郎、4代目は佐渡裕、そして5代目を五嶋が務めてきた(1997年4〜9月は永六輔が司会代行)。3月5日で放送2,500回を迎え、4月2日の司会交代に合わせて、番組内容も一新する予定だ。