ラ・ラ・ランド

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2月27日(月)に開催されるアカデミー賞で最多13部門14ノミネートをしている『ラ・ラ・ランド』がいよいよ2月24日(金)より全国公開となる。二人の若きアーティストが抱く社会生活と仕事のジレンマを描いた本作だが、絶大な人気を誇るグラミー賞シンガーで、『グローリー/明日への行進』の主題歌でアカデミー賞を受賞したジョン・レジェンドがミュージシャン役で出演しているのだ。

プロデューサーの一人であるフレッド・バーガーは、彼のキャスティングは夢のような話だったという。「この映画は常に夢の世界に存在しているようなものだったから、キャスティングに関しても現実的ではないオファーをしたんだ。まさかいい返事がもらえるなんてね」とダメ元での出演依頼であったことを明かしている。続けて「音楽の面で、彼が素晴らしいものを僕らに見せてくれることはわかっていたよ。でも、ライアンに劣らない演技力も必要だった。そこで僕らは彼が生まれ持つ才能に圧倒されたよ。映画では歌だけじゃない、彼の色んな面を目にすることになると思うよ」とシンガーとしてだけでなく、俳優としても素晴らしい人材であることを語った。

また、ジョンは「本業のミュージシャンに通ずる役の中で、俳優としてキャリアを積みながら自分の幅を広げていけるなんて、願ってもないチャンスだったと思ったんだ。才能ある監督が指揮を執り、なおかつ素敵な俳優陣と共演できるこの映画で、ミュージシャンを演じられるってところに惹かれたんだ」とコメント。劇中のキース(ジョン)とセブ(ライアン・ゴズリング)の対立もまた、彼を引き付けた理由の一つだった。どんどん多様化していく文化の在り方に、どう対応していくのかという問題の核心に迫る。「キースは"50年も前のものをただ守っていくだけじゃなくて、学んだことを活かして今の時代に合ったものを創り出そう"というスタンス、一方、セブは"伝統に忠実にいこう"という真逆の考え。それでもキースは、セブのそんな相容れない部分は置いておいて、優れた才能を自分の音楽に取り入れたいと願うんだ」と熱く語る。

そして、さらに「Start A Fire」という曲を制作しキャラクターへの理解をさらに深めたという。「面白いことに、セブとキースがどんな音楽をやりたいのか模索するその間に、この歌はどんどん変化していったよ。セブは、どこまでならポップミュージックの要素を入れてもいいか、どこまでなら自分のやりたい音楽を妥協できるか、という葛藤に悩まされるんだ」と話す。それに対しライアンは、「ジョンにとっても自分の現代的なサウンドをこの映画に持ち込むのはとても難しかったんだ。音楽的にもその迫力的にも、今作の雰囲気とはマッチしない可能性があったからね。でも、実際には映画の雰囲気を壊すどことか、ジョンが作ったのは僕のキャラクターが経験する葛藤をより複雑なものにしてくれるような素晴らしい曲だったんだ」とジョンを絶賛した。「Start A Fire」は、2月17日(金)にユニバーサルミュージック合同会社より発売される『ラ・ラ・ランド - オリジナル・サウンドトラック』にも収録されている。

『ラ・ラ・ランド』は2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座他、全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)